「不用品の処分はできれば安く済ませたい」という想いがある一方で、「大きすぎてどうやって処分したらいいのかわからない」とお困りの方は多いのではないでしょうか。
特にタンスは大きくて重たい家具なので、処分の仕方に頭を悩ませている方は多いでしょう。
今回は、タンスを解体して安く処分する方法や、簡単に利用できるタンスの処分方法5つとそれぞれの処分費用について詳しく解説していきます。
タンスを解体すれば安い費用で処分できる
タンスの処分の仕方のなかでも、安い費用で処分したい方は、タンスを解体して処分することをおすすめいたします。
タンスを解体することで、自治体の可燃ごみや粗ごみとして処分することができるので、自治体によっては処分費用が無料で処分することも可能です。
ここからは、タンスを解体する際に必要な道具と、解体方法について解説していきます。
タンスを解体するときに必要な道具
- 頭の部分が大きめのハンマー
- ドライバーセット(電動ドライバーが理想)
- のこぎり(電動のこぎり)
- 滑り止め付きの軍手
- バール
タンスを解体する際は、組み接ぎになっている部分をハンマーで叩いて解体したり、細かなネジをはずして解体したりする必要があります。
特にタンスに使用されているネジは小さい場合がありますので、プラス、マイナスそれぞれ1番、2番は最低限あったほうがよいでしょう。もしドライバーを1つもお持ちでない場合は、この際セットでまとめて揃えておくのが良いと思います。
なお、タンスのネジは本数も多いため、電動ドライバーがあったほうがよいでしょう。固く締まったネジを効率よく外すためにはインパクトタイプの電動ドライバーがおすすめです。ただしタンスの解体のためだけに購入するには少々高価です。
また、解体したタンスをさらに小さなサイズに解体するために、のこぎりが必要です。
手道具のこぎりでも構いませんが、慣れないと非常に時間と労力がかかります。より楽に解体するためには電動のこぎりがあったほうが良いですが、電動ドライバーと同じく少々高価です。
タンスの解体方法
- くぎやダボを外してから戸を外す
- ハンマーで叩いて板を外す
- 小さいサイズに切断する
タンスの解体方法は、上記3ステップで解体することができます。
タンスは天板、底板、中板の3種類の板で作られているのですが、これらはくぎとダボで繫がっているので、くぎはドライバーで、ダボはハンマーやバールで外していきます。
ネジなどを外し終えたらただの板になるので、ハンマーで叩いて天板などの板を外していきましょう。
外す順番ですが、天板→中板→底板の順番で外すことで、簡単に解体することができます。
最後に、自治体が定める可燃ごみや粗ごみとして出せるサイズまで、板を電動のこぎりで切断します。
不用品回収っていくらかかるの?
タンスを処分する5つの方法と処分費用
タンスの解体方法についてここまで解説してきましたが、「ここまで本格的に解体するのは大変…」という方は、以下で紹介する5つの処分の仕方でもタンスを処分することができます。
自治体の粗大ごみ収集で処分する
自治体の粗大ごみ収集でタンスを処分する際の費用は、おおむね1000円〜2000円程度です。
自治体によって粗大ごみとして出せるタンスのサイズが異なりますが、おおむね1辺が30cm以上、180cm未満であれば粗大ごみとして処分することができます。
しかし自治体の粗大ごみ収集では、処分したいタンスをごみ収集車が入ることができる玄関先まで出さなければいけません。
そのため、タンスを設置している部屋から運び出すために、ある程度解体作業が必要になります。
タンスによっては、上下で分割して運び出せるものもありますが、そうではないタンスの場合は、さきほど解説したタンスの解体方法である程度解体しましょう。
最後に、自治体の粗大ごみ収集は比較的安い費用でタンスを処分できますが、自治体が指定する日時まで処分を待たなければならないというデメリットがあります。
最大で1か月程度待たなければならないので、急ぎの方は注意する必要があります。
自治体のごみ処理施設に持ち込む
先ほどご紹介した自治体の粗大ごみ戸別収集では、処分費用に「収集運搬費」が含まれています。
少しでもタンスの処分費用を安くしたいという方は、ご自身で自治体のごみ処理施設に持ち込むことで、収集運搬費を節約することができます。
自治体によって指定ごみ処理施設への持ち込み方法が異なりますが、多くの自治体では事前予約制になっています。
粗大ごみの戸別収集と同様に、インターネット上や電話で予約をとり、指定された日時に指定ごみ処理施設に処分したいタンスを持ち込みます。
予約の際に、許可証の発行や車のナンバープレートの届け出など、手続きが必要になることがあるので、利用方法について自治体のホームページを確認するようにしましょう。
タンスを買い換える時に引き取りサービスを利用する
タンスを買い換える際に、販売店の引き取りサービスを利用することができます。
販売店によって引き取りサービスを実施しているかどうかが異なりますが、大手販売店であれば、タンス1点の引き取りがおおむね4000〜5000円程度で利用できます。
ただし、タンスを買い換える際の引き取りサービスには利用条件が定められていることがあるので注意が必要です。
- 購入する家具1点につき1点の引き取り
- 新しい家具を搬入するときに古いタンスを引き取り
- 自分で販売店までタンスを持ち込む
- 宅配引き取り
- 自社引き取りなど
また、自治体の粗大ごみ収集同様に、販売店が指定した日時まで古いタンスの処分を待たなければならないというデメリットがあります。
引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越しする際に古いタンスを処分したい方は、利用する引っ越し業者に引き取ってもらうことができます。
引っ越し業者の引き取りサービスを利用する際は、料金を粗大ごみ回収料金+回収手数料と定めていることがあります。
この場合は、タンス1点の処分費用は粗大ごみ回収手数料1000〜2000円+手数料3000〜4000円=4000〜6000円が相場となります。
ただし、引っ越し業者によっては以下のような条件を定めていることがあります。
- エリアによって引き取りできない
- 6年使用したタンスの引き取りはできない
- 引っ越ししない場合は引き取りサービスを利用できないなど
引っ越し業者の引き取りサービスを利用してタンスを処分する際は、条件を満たしているかどうかを確認しましょう。
不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう
「古いタンスと一緒に、たくさんの不用品もまとめて処分したい」
「早くタンスを処分したい」
「買取サービスを利用したい」
このような方は、不用品回収業者に依頼してタンスを処分することをおすすめします。
不用品回収業者に依頼してタンスを処分する際の費用は、おおむね4000〜8000円程度。
不用品回収業者であれば、タンス1点から複数の不用品の回収、一軒家まるごとのお片付けまで対応してくれます。
また、可能な限りあなたが希望する日時を考慮して回収に来てくれるので、業者によっては早朝や夜間・祝日にも対応してくれます。
また、多くの不用品回収業者では買取サービスを実施しているので、アンティークのタンスや、桐タンスなどは買取できるケースもあります。
不用品回収っていくらかかるの?
不用品回収業者を利用してタンスを処分する3つのメリット
不用品回収業者を利用すれば、早く、複数の不用品もまとめて処分することができ、買取もしてくれることがあります。
また、不用品回収業者はタンスの設置場所からの運び出し、トラックへの積み込み、そして処分まで一貫して任せることが可能。
そのため、女性やご高齢の方、妊娠中の方には特におすすめです。
では、不用品回収業者に依頼してタンスを処分するメリットは他に何があるのでしょうか?
最短当日回収が可能
不用品回収業者とあなたのスケジュールが合えば、最短で当日中にタンスを処分することができます。
ただし繁忙期は不用品回収業者を利用する人が増える時期なので、回収日まで待たなければならないこともあります。
引っ越し日や大掃除の日など、タンスを処分した日が決まっている場合は、余裕を持って相談・見積もりをするようにしましょう。
幅広い品物の買取を実施している
多くの不用品回収業者では、不用品の買取サービスを実施しています。
例えば、骨董(こっとう)品や美術品、貴金属、宝石、ブランド品、農機具、バイク、自転車、アンティーク家具、家電など、幅広い品物の買取が可能。
業者によってはリサイクルして資源化している業者もあるので、この場合他社で買取を断られてしまった場合でもサービスを利用できる可能性があります。
ハウスクリーニングなどオプションサービスを利用できる
不用品回収業者は不用品の回収だけではなく、さまざまなオプションサービスを実施していることが増えてきています。
- 遺品整理・生前整理
- ごみ屋敷・汚部屋のお片付け
- ハウスクリーニング
- 害虫駆除
- 除草作業
- エアコンの取り外し・移設など
これらサービスを利用しようと思うと、本来であれば別々の業者に依頼する必要がありますが、不用品回収業者なら一カ所でまとめて対応してくれます。
不用品回収っていくらかかるの?
タンスの処分なら「エコトラ」におまかせください
エコトラは、タンス1点から一軒家まるごとのお片付けまで、お手伝いさせていただいている不用品回収業者です。
タンスの処分や買取を希望されている方は、ぜひエコトラにご相談ください。
エコトラでは、特にリサイクルに力を入れておりますので、他社さんで断られてしまったお品の買取ができる場合があります。
また、道が狭くて離合できない、階段が多い、山間部、廊下が狭いなどの作業難地であっても、弊社の機材・トラック・人材であれば対応できるかもしれません。
どのような条件でも、まずはお気軽にご相談ください。
事前に料金を見積もりさせていただき、作業前にご提案させていただきます。
もし料金にご納得いただけない場合は、お断りいただいても構いません。
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