注意点も！エアコンを処分する4つの方法と処分費用の相場

エアコンを処分するときに、ついついやってしまう注意点が2つあります。ここからは、エアコンを処分する際の注意点を解説していきます。

なぜ？無料のエアコン引き取りサービスを利用してはいけない理由

地域を軽トラックで走ることが多い「無料の廃品回収」。

メガホンからは「エアコンなどを無料回収しております」と謳っているので、無料で利用できるなら処分したいと考えている方が多いのではないでしょうか。

無料の廃品回収ビジネスは、引き取ったエアコンなどの不用品の部品を売ることで成り立っています。

しかし、売れないパーツは廃品回収業者にとっては不用品でしかないので、不法投棄されることが多く社会問題になっています。

また、エアコンの引き取りは無料だが、取り外しや運び出し、室外機の回収は有料としているケースも多く、高額な回収費用を請求されたというトラブルにも発展しています。

そのため、無料の廃品回収は利用しないほうが良いでしょう。

エアコンの取り付けは専門業者にお願いする方がほとんどだと思いますが、取り外しは簡単そうに見えるので「自分でできるかも？」と考える方が多いのではないでしょうか。先に結論を言うと、素人が自分でエアコンを取り外す行為は非常に危険です。専門業者に依頼すると、約4000〜6000円/1台の費用でエアコンの取り外し工事を実施してくれますが、これは専門的な知識や技術を兼ねそろえた有資格者が行うためこの費用となります。

素人がエアコンの取り外しを自分で行った場合、手順を間違えると室外機のコンプレッサが破裂する恐れがあるので非常に危険。

そのため、エアコンを処分する際に取り外すときは、取り付け工事と同様にプロに依頼して取り外し工事をお願いするようにしましょう。

多くの家電製品や家具などは、自治体の粗大ごみ収集を利用して処分しているご家庭が多いと思います。

しかしエアコンは特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）でリサイクルが義務づけられている家電製品なので、自治体の粗大ごみ収集は利用できません。

では、どうやってエアコンを処分すればいいのでしょうか？

ここからは、エアコンの処分方法4つと、それぞれの処分費用の相場を詳しく解説していきます。

新しくエアコンを購入する際に、古いエアコンを同時に処分する方法です。

家電量販店の引き取りサービスでは、リサイクル料+収集・運搬料+取り外し工事費の3つが必要になります。

• リサイクル料…約1000円〜/1台
• 収集・運搬料…約1000円/1台
• 取り外し工事費…約9000円〜/1台

家電量販店の引き取りサービスを利用した場合の処分費用相場は上記の通りです。

エアコン1台を処分するのに、約11000円〜の費用が必要となりますが、詳しい料金については店舗によって異なるため事前に問い合わせておくと安心です。

また、新しくエアコンを購入せずに古いエアコンのみ処分する場合は、古いエアコンを購入した店舗の引き取りサービスを利用することができます。

この場合、古いエアコンを購入した際のレシートや保証書など、その店舗で購入した証明書が必要になるので、事前に用意しておきましょう。

エアコンは製造から5年以内であれば、買取サービスを利用して売ることができます。

買取が成立したら、そのまま取り外し工事や引き取りもしてくれるので、買取対象のエアコンであれば非常に処分が手軽な方法です。

しかし、以下の場合は製造から5年以内でも買取不可になることが多いです。

• 家族に喫煙者が居る
• 取り外してしまったエアコン
• 引っ越しなどで過去に取り外して再設置したエアコン
• 「標準」ではない設置方法で設置しているエアコンなど

家族に喫煙者が居る場合は、多くの方が喫煙環境のエアコンを嫌がるため、買取しても売れる確率が下がるため買取不可となります。

また、一度取り外したエアコンや、取り外して再設置したエアコンは、工事の際にエアコン本体にダメージを与えてしまっている可能性があるため、買取不可となることが多いです。

取り外した状態で保管されているエアコンについても、動作確認のために設置する手間を考えると、買取できないことがほとんど。

最後に、エアコンには「標準」と呼ばれるエアコン室外機と室内機が同じ階に設置されていて、エアコンの室外機がベランダや地面に平置きされている状況があります。

これ以外の設置方法の場合、取り外し工事に対応できない買取業者は買取不可としてしまうことがあるので、設置状況についても事前に問い合わせておくようにしましょう。

エアコンを処分する際に買取サービスを利用する際は、リサイクルショップよりも、エアコン買取専門店や不用品回収業者のほうが高い値段で売ることができます。

不用品回収業者であれば、さまざまな資格を持ったスタッフが在籍しており、専門的な道具も整っているので、標準以外の設置方法のエアコンの取り外しにも対応している場合があります。

エアコンは特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）で、指定業者によるリサイクルが必要な家電製品として定められています。

そのため自治体の粗大ごみ収集を利用して処分することはできませんが、リサイクル家電の指定取引所にエアコンをご自身で持ち込むことで処分することができます。

全国の指定取引所は一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センターのホームページで検索することができます。

エアコンを処分する際に指定取引所を利用する場合は、事前に郵便局でリサイクル券を購入する必要があります。

リサイクル料金はメーカーによって異なりますが、主要メーカーのエアコンリサイクル料金は990円/1台です。

しかし前述したように、エアコンはご自身で取り外すと非常に危険なので、取り外しをプロにお願いすることを考えると、合計で約7000円程度の処分費用が必要になります。

またエアコン室内機は女性1人でも車に積み込むことができる重量ですが、室外機は6畳タイプのエアコンで約35〜40kgあるので、1人で運び出して車に積み込むのは難しいです。

エアコンを処分するのに男手が複数あれば、指定取引所で安くエアコンを処分することができますが、あまり現実的ではない処分方法です。

「早くエアコンを処分したい」「エアコン以外の不用品を処分したい」場合は、不用品回収業者に依頼してエアコンを処分する方法がおすすめです。不用品回収業者に依頼してエアコンを処分する場合、リサイクル料や収集運搬費、エアコンの取り外し工事費などさまざまな料金が必要になります。回収費用そのものは1台あたり5000〜8000円程度が相場ですが、回収費用に取り外し工事費が含まれるかどうかは業者によって異なります。そのため、事前に見積もりしてもらい、正確な料金を把握しておくようにしましょう。

簡単にエアコンを処分したい方は、不用品回収業者に依頼してエアコンを処分する方法がおすすめ。

不用品の処分に特化したサービスなので、処分する方にとってさまざまなメリットがあります。

ここからは、エアコンを処分する際に不用品回収業者を利用する3つのメリットについて解説していきます。

家電量販店の引き取りサービスを利用してエアコンを処分する方法は手軽ですが、店舗が指定した日時までエアコンの処分を待つ必要があります。

引っ越しや大掃除、模様替えなどのタイミングでエアコンを処分したいにとっては、スケジュールを調整しにくいというデメリットがあります。

不用品回収業者であれば、あなたの都合を考慮してエアコンを処分できるのでストレスフリー。

不用品回収業者とあなたの都合が合えば、最短で当日回収も可能です。

また、早朝・夜間、日曜・祝日、お盆・年末年始にも対応している場合が多いので、休日にエアコンを処分することもできます。

しかし休日や3〜4月の繁忙期は利用者が多いので、あらかじめエアコンを処分したい日時が決まっている場合は、早めに相談しておくと安心です。

不用品回収業者は不用品回収に特化したサービスを提供しているので、幅広い品目を処分することが可能です。

例えば、エアコンと一緒にリサイクルが必要な洗濯機や冷蔵庫などを処分したり、家具を処分することも可能。

エアコンの処分とその他不用品の処分を別々にしなくて済むので、非常に便利です。

多くの不用品回収業者では、不用品の買取サービスを実施しています。

例えばエアコンなど製造後5年以内の家電製品や、アンティーク家具、骨董（こっとう）品や絵画などの美術品、貴金属、宝石、ブランド品など。

農機具や自転車、バイクなども買取してくれるので、「これは買取できるの？」と思ったら見積もり時に確認してもらうようにしましょう。

不用品回収業者のエコトラは、エアコン1点から一軒家まるごとのお片付けまで対応しております。

エアコンの取り外しから搬出、トラックへの積み込み、そして処分まで一貫しておまかせいただけるので、女性や高齢の方にご好評いただいております。

「山間部などでトラックが入れるかどうかわからない」「階段が多い」「エアコンの設置方法が「標準」ではない」など、難しい作業であっても、弊社のスタッフや車両であれば対応できる可能性があるので気軽にご相談ください！

エアコンは特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）でリサイクルが必要な家電製品なので、ご自身で処分する必要があります。

不用品回収業者に依頼することで、あなたの都合に合わせて回収に来てくれるだけではなく、さまざまな不用品をまとめて処分することや、買取することが可能です。

エコトラでもエアコンの処分を承っておりますので、お見積もり・お問い合わせは気軽にお電話、メール、LINEよりお声がけください。