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公開: 2023年1月17日

更新: 2024年3月16日

今売れている電動ベッド。処分する時はどうする?おすすめの方法

リサイクル専門家 執筆記事
リサイクル専門家とは、研究者だけでなく廃棄物の適正処理、有価物の買取・販売など、リサイクル業界で実務に携わる従事者も含みます。
和彦 リサイクル専門家 北原 和彦

2006年より産業廃棄物処理業者で廃棄物の適正処理に従事。2018年よりエコトラ店長。不用品回収業者の視点で「物品の処分」や「片付けのコツ」などを発信。

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この記事での電動ベッドは、最近増えてきた一般用途向けのものを指しています。スマホやテレビなどを見る時にはリクライニングソファ以上の快適さで、寝るときにも体調に合わせて寝姿勢を調整でき、まさに夢の製品ですが、いざ処分しなければいけなくなったとき、どんな方法があるのか解説していきます!

巣ごもり需要で売れゆきを伸ばした電動ベッド

電動ベッドといえば介護に使われるベッドをイメージする人も多いかとは思います。しかし近年、一般用途向けに多くの電動ベッドが販売されるようになりました。見た目は普通のベッドと変わりませんが、マットレスごと上体を起こしてくれたり、膝から下を持ち上げて、むくみを和らげたりしてくれます。

寝転んでスマホやタブレットで動画コンテンツを楽しんでいる人も多いと思いますが、普通のベッドで長時間スマホやタブレットを操作すると、首や腕、手首、腰などが痛くなることがあります。そんな時、電動ベットは上体を起こして、また腰に負担がかからないように膝から下を上げて、楽な姿勢をボタンひとつで作ってくれます。

そんな至れり尽くせりの電動ベッドが、昨今の巣ごもり需要もあり、売上を伸ばしているようです。

電動ベッドは廃棄処分、売却処分が難しい?

電動ベッドは電気でモーターを動かし、マットレスの形状を変化させています。まさに家具と家電の中間的存在です。電動部分はモーターや配線、基盤など、まさに家電製品そのものといえる部品で構成され、一方でマットレス部分は布やウレタンなどの可燃性のものを中心に構成され、コイルスプリング入のものであれば、金属製のバネが内部に入っています。ベッドの土台であるフレームは、金属製のものや、従来のベッドフレームと見た目が変わらない木製が主流です。

電動ベッドの耐用年数はメーカーによって異なりますが概ね8年前後と言われています。電動ベッドは家具・寝具の形をした家電製品ですので、耐用年数を超えて使用することは、各部品の劣化によって起こる様々な安全に対するリスクがあります。

しかし買い替えなどで処分しようにも、多様な素材でできた電動ベッドですから、廃棄処分するのは大変です。まずはその大きさと重さ。普通のベッドでも処分には大きな労力が必要ですが、電動ベッドはさらに全長2m前後の駆動部分と人間の体を持ち上げられるだけのパワーを持った大きなモーターが搭載されていますので、簡易的なもので30kgから大きなものだと100kgを超える重量となっています。そして先ほど述べたとおり、家電製品的な金属・電気部品と、家具的な自然素材が混在する構成となっており、分別が難しく、さらに重量に耐えられるよう高い剛性で作られていますので、簡易的なものを除いて小さく解体することも難しいです。

そのような電動ベッドを処分するには、どのような方法があるのでしょうか?

フリマアプリやオークションに出品して売却

フリマアプリやオークションなどで電動ベッドを売ることが出来れば、処分にかかる費用が浮くのではと、まず考えられると思います。最近ではフリマアプリなどと宅配便業者が提携して、梱包から輸送までおまかせでできるサービスもあり、とくに電動ベッドのような大きな物の発送にはとても便利ですが、その費用は概ね30,000円前後しますので、買ってほとんど使っていないものならともかく、家電として耐用年数近く、寝具として人が使いこんだものは、その送料を回収できる金額で売ることは難しく、おすすめの方法ではありません。

自治体の粗大ごみ収集で処分

粗大ごみ収集は各自治体によってルールが異なりますが、一般的に家の中まで収集に来てもらえません。少なくとも家の軒先まで自力で出す必要があります。そのためには一部解体したり、人手を集めて運び出さなければいけません。

また、粗大ごみは、他のごみのように毎週収集を行っているわけではなく、自治体によって月1回や年4回の頻度でしか収集していませんので、急ぎで処分したい場合にも不向きです。そのため、電動ベッドの処分に適したおすすめの方法とは言えません。

不用品回収業者に回収してもらう

電動ベッドの処分にあたって、いちばんおすすめの方法が不用品回収業者に回収してもらう方法です。この方法については次節で詳しく解説します。

不用品回収業者に電動ベッドを回収してもらうメリット

不用品回収業者は自治体の粗大ごみ収集と比べると費用は割高ですが、それを余りある以下のようなメリットがあります。

解体、搬出、処分まで一貫してまかせられる

不用品回収業者は、お住まいの中にある電動ベッドも、解体・運び出しから、処分までワンストップで行います。自分で解体したり、人手を集めて屋外に運び出す必要はありません。

日時指定して回収に来てもらえる

不用品回収業者は、日曜祝日も営業していることが多く、希望する日時に回収に来てもらうことが出来ますので、平日の対応が難しいお勤めの方も安心して利用できます。

電動ベッドだけでなく、様々な不用品もまとめて回収してもらえる

不用品回収業者は、電動ベッド以外にも、家電や家具、布団、衣類など、あらゆる不用品をまとめて回収してもらえます。電動ベッド以外にも処分したい不用品が多くある場合はとても便利です。

まとめ

電動ベッドの処分方法は、複数選択肢がありますが、多くのケースで様々な不都合が発生します。

フリマアプリやオークションの場合、電動ベッドは寝具として直接肌に触れる部分もあり、中古品はあまり好まれない傾向にあるうえ、送料も30000円前後するため、買う方も売る方も、なかなか折り合いがつきにくい商品です。

自治体による粗大ごみ回収は、原則、自力で屋外まで運ぶ必要がありますので、体力のある人手が集められるのであれば選択肢に入りますが、そうでなければ安全性の観点からおすすめできません。電動ベッドのような大きく重量があるものは、専門である不用品回収業者に依頼するのが、いちばんスムーズでおすすめです。

わたしたちエコトラも、西日本で電動ベッドや家電・家具などの不用品回収を行っています。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

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