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更新: 2025年04月29日

タイヤ・ホイールを処分する5つの方法と処分費用の相場

タイヤ・ホイールを処分する5つの方法と処分費用の相場
リサイクル専門家 執筆記事
リサイクル専門家とは、研究者だけでなく廃棄物の適正処理、有価物の買取・販売など、リサイクル業界で実務に携わる従事者も含みます。
和彦 リサイクル専門家 北原 和彦

2006年より産業廃棄物処理業者で廃棄物の適正処理に従事。リサイクル業者の視点で「物品の処分方法」や「片付けのコツ」など情報を発信。

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タイヤは広い保管スペースが必要になるので、できれば不要なタイヤは早く処分したいものです。

家庭からでるごみは自治体の定期ごみ収集や粗大ごみ収集を利用することができますが、タイヤやホイールの処分には対応しているのでしょうか?

今回は、タイヤ・ホイールの処分方法5つと、それぞれの処分方法でかかる処分費用の相場について詳しく解説していきます。

タイヤは自治体の粗大ごみ収集を利用できない?

多くの自治体では、タイヤを粗大ごみに出すことができないケースが多いです。

理由として考えられるのは、タイヤはゴムやワイヤーなどの素材を組み合わせて作られているので、自治体では「適正処理困難物」に指定されていることが多いからです。

しかし以下の一部の自治体では、タイヤやホイールの粗大ゴミ収集を受け付けています。

自治体名受付方法処分費用
岩手県一関市清掃センターへ持ち込み普通乗用車用以下のサイズで10kgにつき154円
茨城県つくばみらい市生活環境下へ電話、もしくは窓口で申し込み外形76cm以内1本につき500円
岩手県取手市戸別収集を申し込む外形76cm以内1本につき500円
埼玉県さいたま市粗大ゴミ受付センターに申し込み後にチケットを購入して処分1100円/1本
愛知県岡崎市粗大ゴミ受付センターに申し込み後にチケットを購入して処分600円/1本

粗大ごみ収集を利用してタイヤやホイールを処分できる地域の方は、粗大ごみ収集を利用することで安い費用で処分することができます。

しかしその他の地域の方は、タイヤやホイールを処分する際はご自身で処分方法を検討する必要があります。

タイヤの処分はいつ?交換のサイン

  • タイヤの溝の深さが1.6cm以下
  • タイヤにひび割れや傷がある
  • 偏摩擦がある

3つ目の偏摩擦とは、部分的に以上に摩擦する現象のことで、「片方の外側だけ摩擦している」「両方の外側が摩擦している」「タイヤの中央が摩擦している」など症状はさまざまです。

上記3つの症状がある場合は、早めにタイヤを交換することをおすすめします。

ホイールはタイヤと一緒に処分

ホイールはタイヤと同じ方法で処分することができるので、多くの方がタイヤを処分するときにホイールも一緒に処分するケースが多いでしょう。

ホイールのみを処分したいという方は、ホイールの状態が良ければ買取サービスを利用して売ることもできます。

ホイールを売るときは、傷や汚れの有無の他に、4本すべて揃っているかで買取金額が左右されるのでチェックしましょう。

不用品回収っていくらかかるの?

タイヤを処分する5つの方法と処分費用の相場

前述したように、多くの自治体ではタイヤやホイールは適正処理困難物に指定されているため、自治体の粗大ごみ収集を利用できないことがあります。

自治体の粗大ごみ収集を利用できない場合は、ご自身で処分方法を調べて、処分にかかる手間や処分費用を検討して処分する必要があります。

ここからは、タイヤ・ホイールの処分方法5つと、かかる処分費用の相場について解説していきます。

タイヤ販売店やカー用品店で処分する

全国展開しているオートバックスやタイヤ館などのタイヤ販売店や、いきつけのカー用品店でタイヤを処分してもらうことができます。

タイヤ販売店で古いタイヤを処分する場合は、新品タイヤ交換時の料金と持ち込み料金で異なるので注意が必要です。

  • 新品タイヤとの交換時…550円〜/1本
  • 持ち込みの場合…550円〜/1本※持ち込みの場合は別途工賃などが必要

タイヤ販売店で古いタイヤを処分する際は、車種やタイヤのサイズなどによって処分費用が変動するので、事前に確認しておくと安心です。

また、タイヤ販売店でタイヤを処分することで、まだ溝が残っているタイヤやスタッドレスタイヤ、ブランドのタイヤは買取サービスを利用することができます。

タイヤ販売店で処分するデメリットは、土日・祝日は混み合うため予約が取りづらいということです。

特に寒波がやってくる直前や、季節の変わり目などはタイヤ交換を希望する人で混雑するので、余裕を持ってタイヤを処分する必要があります。

ガソリンスタンドで処分する

ガソリンスタンドでは、万が一のパンクや降雪に備えてタイヤに関するサービスを実施している店舗が多いので、古いタイヤの処分もお願いすることができます。

しかし全国どこのガソリンスタンドでもタイヤの処分サービスを実施しているわけではないので、事前にホームページや電話問い合わせなどで確認しておくと安心です。

ガソリンスタンドで古いタイヤを処分する際の費用は、店舗によって大きく異なります。

1本につき約300〜550円が相場ですが、店舗によっては1本あたり1000円の処分費用がかかる場合もあるので注意が必要です。

廃タイヤ処分場で処分する

廃タイヤ処分場とは、自治体の粗大ごみ収集を利用できない地域の一般企業が設けていることが多いリサイクル工場のことで、タイヤ販売店やガソリンスタンドよりも安い費用で古いタイヤを引き取ってくれます。

関東地域を中心に12都県エリアで廃タイヤの引き取りを実施しているNKリサイクル株式会社の場合、普通車用の廃タイヤは1本あたり275円で処分することができます。

安い費用で古いタイヤを処分できる一方で、処分場までご自身で廃タイヤを持ち込む必要があるというデメリットがあります。

整備工場で処分する

いつもお世話になっている整備工場があれば、その整備工場で古いタイヤの処分をお願いすることができます。

整備工場での廃タイヤの処分費用は、1本あたり約300〜500円が相場ですで、比較的リーズナブルな費用で処分することができます。

しかし初めて利用する方は断られるケースもあるので注意が必要です。

不用品回収業者に依頼して処分する

  • 大量のタイヤを処分したい
  • タイヤの他に処分したいものがたくさんある
  • 早くタイヤを処分したい など

上記のようなケースであれば、不用品回収業者に依頼して廃タイヤを処分する方法がおすすめです。

不用品回収業者に依頼する場合の処分費用は、軽トラック1台分で約8000〜15000円程度。

不用品回収業者は容量で処分費用を設定していることが多いので、大量に処分したいという場合に利用するとお得に処分できます。

そのため、タイヤのみを処分する際は割高になってしまうのでおすすめできませんが、「引っ越しをするので家電製品や家具などもまとめて処分したい」というケースにおすすめ。

自分で重たいタイヤを運び出す必要がなく、タイヤを保管している場所までスタッフが訪問して回収してくれるのも大きなメリットです。

他にも不用品回収業者に依頼して廃タイヤを処分する場合にはメリットがあるので、次の項目で詳しくご紹介いたします。

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タイヤの処分を不用品回収業者に依頼する3つのメリット

大量のタイヤを始めとする不用品を処分したいのであれば、不用品回収業者に依頼してまとめて処分する方法がおすすめです。

ここからは、不用品回収業者に依頼してタイヤを処分するメリットを3つご紹介いたします。

幅広い不用品を処分できる

不用品回収業者は不用品回収のプロなので、タイヤやホイール以外の品物を処分することができます。

例えば家電製品や家具、バイク、自転車、大量のおもちゃなど子ども用品など、多種多様な不用品の処分が可能。

家電製品であれば、自治体では粗大ごみ収集を利用できないことが多い、テレビやエアコン、洗濯機、冷蔵庫などの家電リサイクル法指定の製品も処分できます。

状態の良いタイヤやホイールは買取できる場合も

不用品回収業者の多くは、買取サービスを実施しています。

溝がまだ残っているタイヤや、スタッドレスタイヤ、ブランドのタイヤ、状態の良いホイールは買取対象になるので、一度査定を受けることをおすすめします。

また不用品回収業者では、貴金属や宝石、ブランド品、製造後5年以内の家電製品、バイク、自転車など、幅広い不用品の買取が可能です。

買取金額は処分費用と相殺することができるので、お得にタイヤを処分することができます。

あなたの都合に合わせて回収に来てくれる

不用品回収業者を利用する大きなメリットは、あなたの都合に合わせてタイヤの引き取りに来てくれることです。

早朝や夜間、土日祝日、お盆、年末年始にも対応していることが多いので、お仕事やプライベートと調整しやすいというメリットがあります。

しかし3〜4月の繁忙期や大型連休前は利用者が増えるので、あらかじめ処分したい日時が決まっている場合は、余裕を持って相談しておくようにしましょう。

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エコトラは、廃タイヤ1点から一軒家まるごとお片付けのサポートをさせていただいております不用品回収業者です。

タイヤやホイールなど、さまざまな不用品の回収と買取サービスを実施しておりますので、気軽にご相談いただければ幸いです。

作業前にサービスや料金についてご提案いたしますので、もしサービス・料金にご納得いただけない場合はお断りいただいても構いません。

「これは買取できる?」「この日に来てくれる?」など、事前にご相談はお電話、メール、LINEより承っております。

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まとめ

廃タイヤは多くの自治体では粗大ごみ収集の対象外になっているので、ご自身で処分方法を処分にかかる手間と費用を比較しながら決める必要があります。大量のタイヤをはじめとする不用品を早く処分したいのであれば、不用品回収業者を利用してタイヤを処分する方法がおすすめです。

わたしたちエコトラも廃タイヤ・ホイール1点から引き取りにお伺いいたしますので、気軽にご相談ください!

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