「ゴミ屋敷」はみなさんが思っている以上に存在します。
なぜそこまでになるまで放置してしまうのか。どうしてゴミ屋敷ができてしまうのか。ゴミ屋敷にしたくてしているんじゃないという方ももちろんいますし、逆にこっちのほうがいいんだと、良かれと思って生活されている方もいます。
ただ、一般的には「ゴミ屋敷」はできるだけないほうがいいですし、部屋はきれいな方がいいですよね。
今部屋が散らかっている人、物がたくさんある人、断捨離がなかなかできない人、買い物が好きな人、などなどすべて当てはまる方はゴミ屋敷予備軍かもしれません。
『捨てるのはもったいない』『物は大事にするべきだ』という方もたくさんいらっしゃいますが、それは本当に大事にできているのでしょうか。物は使ってもらってなんぼ。使っていないのにそこにあるのは大事にしていると言えるでしょうか。
そういったところから、断捨離の踏ん切りをし、整理整頓される部屋が出来上がってきます。いろんな生活の仕方があるように片付け方、意見なども様々あります。できるだけ、自分に合った片付け方のほうがゴミ屋敷のリバウンドもしにくくなります。仕事が忙しい人であればその人なりの部屋の片付け方、お子さんがいる方ならお子さんに合わせた片付け方。
ゴミ屋敷ではなくとも、片付け方、断捨離、整理整頓の仕方など、きれいな状態が続くようなコツ、方法をご紹介していきます。
すでにゴミ屋敷状態になってしまっている人、ゴミ屋敷一歩手前で踏みとどまっている人に向けて、片付けの基本から実践方法まで解説しました!
整理整頓・片付けをしないとどうなる?

人間はなぜ、整理整頓・片付けをしなければならないのか。しなければならないなんてことはありません。理想はきれいな状態で暮らしやすいことです。
部屋が散らかっていて、どこに何があるか把握できているという人がいたり、その方が落ち着くといった人もいることでしょう。ただ、部屋が整理整頓されている状態を知って、体感することで、その考えは大きく変わるでしょう。整理整頓・片付けをするのとしないとでどういった違いが生まれるのか、考えてみましょう。
整理整頓・片付けしないと失う3つの効果

時間や心に余裕が持てなくなります。
眼から得られる情報がほとんどなので、部屋が散らかっていると、やる気が無くなってしまったり自己肯定感が必要以上に減少し、自動的にだらしない生活になってしまいます。
そうなると、お家以外の生活面にも支障をきたします。イライラしてしまったり、ストレスが溜まりやすかったり、仕事の効率、人間関係にももちろん影響します。時間も充分に有効活用ができなかったり、精神面も整理整頓をする人に比べると不安定と考えます。そうなると、整理整頓はやるやらないで、人生を大きく左右することになります。
ただ、まだ気づけていない人はそれが普通になってしまっているので、自分は大丈夫と言い張り、そのままの生活を送ってしまいます。本当にもったいないことです。もったいなと言ったら金銭面でも、部屋が散らかっているときっと家のどこかにあるものも結局みつからず、買う羽目になり、同じものが何個もあるという現象が起き、トータルしたら50万ほどの損というのも大げさな話ではありません。
プラス、探す時間なども人生のトータルしたら何十時間も無駄にしてしまうという悪循環になります。そして大事なことを多く見逃してしまっているということも増えてくるでしょう。それは、その場面場面で見るとほんの小さいものかもしれませんが、人生という大きなスケールで見ると大きく損をするということがわかります。
時間的効果、経済的効果、精神的効果。これが失う3つの効果です。時間がなければ心に余裕は持てません。心に余裕がなければ人に優しくなれません。人に優しくできなければ失うものは増えていく一方でしょう。
ただ、言えることは、今からでも全然遅くありません。いくらでも取り返せます。そんな事例を何件も見てきました。
整理整頓・片付けするとどんないいことがある?

逆にどんないいことがあるか。当たり前ですが、部屋が綺麗か汚いかで言ったら綺麗な方がいいに決まっていますよね。そこでどうしてきれいな方がいいのか。上記で言った通り、眼から得られる情報がほとんどで心体に大きく影響を与えます。まず、「どこに何があるかをすぐに分かること」だけで探す時間、買う必要がない無駄な出費がない、と微々たるものかもしれませんが良いことが生まれます。
「時間・お金に余裕が生まれる」と心に余裕ができ、自己肯定感も上がり、自然と前向きな気持になります。そうなると仕事でも成果を出すことができるでしょうし、人間関係も上手くいく傾向にあります。すると自然と信頼関係も生まれ、得るものも数え切れないほど増えるでしょう。整理整頓、片付けができる人とできない人での差はここまでで大きくついていると断言できます。
ただ、整理整頓、片付けが苦手な人が一回でもきれいな状態を知り、心身の気持ち良さを体感できたときそれはすごく大きな出来事です。そこから綺麗さを知る、心の余裕を知る。知る事ができれば、また汚れてしまっても、綺麗にしたいなと、綺麗にしたいという気持ちが自然と湧き出てくるようになります。もちろん、リバウンドしてしまう人も中にはいますが、大体の人は人が変わったように綺麗を意識しだします。なぜかというと、暮らしが変わるからです。
例えば、強豪校のスポーツ選手は、必ずと言っていいほど靴を揃えます。身の回りを綺麗にします。掃除をきちんとします。指導者によって意味や理由はさまざまですが、「身の回りの状態は心の現れ」汚れていれば自分のプレーは雑になる、不調が続く。自分のプレーが上手く行かない時、何をしますか?と聞いたときに、「部屋の掃除をします」「身の回りを綺麗にします」と答える人も多いです。
それくらい綺麗にするということは大きく生活に影響を及ぼします。
不用品回収っていくらかかるの?
整理整頓・片付けが苦手な人ゴミ屋敷にしやすいの特徴

片付けが苦手な方の特徴を紹介していきます。知っておくだけで普段の自分自身や身近な周りの人の気づきが増えてくるかもしれません。
まずは、気づくこと、知ること、受け入れることが大事になってきます。片付けが苦手ということは決して悪いことではありません。そんな自分を否定してしまうことが一番危険です。苦手な人には苦手な人なりのやり方を見つけることが重要です。苦手な人は自力できれいにする、と難しく考えず得意な人に頼ることも一つの方法です。なのでまずは、整理整頓・片付けが苦手な人の特徴を見ていきましょう。
物欲・所有欲が働いてしまう人

人間誰しも持っている物欲、見栄。「あの人が持っているから」や「好きな有名人のもの」など必要でないものを欲してしまうことは誰にでもあることです。特にこの物欲が強い人は、自然と物が増えてきてしまう傾向にあります。気づいたらこんなに物がある、使っていないけどそこにある、捨てられない、などといった事が起こります。もちろん物欲が強い人でも整理整頓・片付けができる人もいます。
「欲しい」と思うのと同時に物を捨てることができれば安心ですが、物が増える一方であると危険です。
流行りに敏感な人

物欲に近い感覚ですが、流行りに敏感な人も危険です。物が増えてしまう人のパターンとして、流行に流されやすく衝動買い、買い物をしてしまい、気づいたら大量に物があると言うような状況が作られやすいです。だいたい、流行りに釣られたものは割と早い段階で使わなくなってしまします。「自分がほしい!と思えるものの衝動買い」と「流行っているものの衝動買い」は全くの別物です。今流行りに敏感な人は一度胸に手を当て冷静になって自分が本当に欲しい物なのか、考えてみるとまた人生も大きく変わってくるでしょう。持っていないと落ち着かない、周りの目が気になる、そんな人もきっといることでしょう。その自分の殻を破ったら自分が流行のきっかけになることだってあり得るかもしれません。
お買い得セール・「お得」に弱い人

お得に弱い人も物が増える人の特徴で、要注意です。ご想像の通り、お得というものに手を出してしまう人は、まとめ買いなどで大量にものを買ってしまいがちで、部屋が散らかりやすい傾向にあります。お得だから買うというのは、誰にでもあることです。先程でもあるように、本当に必要か、本当に欲しいか、後々捨てることにはならないか、などと、買う前に自分に問うことが大事です。「迷うぐらいなら買わない」そんな考えができれば理想ですが、難しいのが現実です。買い物がだめというわけではありません。捨てられるかというところがポイントになってきます。整理整頓できない人のほとんどが、「増えていく一方」というところです。
物がなかなか捨てられない、捨て方がわからない人

ここまででなんとなく共通点があるように物が捨てられないという人は、整理整頓・片付けがなかなか苦手という人が多いです。物が増えていく一方ですから、それはそれはものは自然と溜まっていきますよね。思い入れがあるものだったり、まだ使える、いつか使うと言って使わずにずっとあるものだったり、高価なものだったり、捨てられない理由は様々ありますが、やっぱり物が多いと整理整頓・片付けは、しにくくなります。捨てられない気持ちもわかりますが、整理整頓・片付け、をしようと思ったら避けては通れない道です。
それと、捨てられないのではなく、捨て方がわからないという方も少なくありません。
それで満足している人
整理整頓しない人は、その状態に満足している人が多いです。その状態が当たり前になってしまって、きれいな状態、気持ち良い状態を忘れてしまっている人です。これは、整理・整頓が苦手というよりゴミ屋敷予備軍です。散らかっている状態に対してそれが普通になってしまっているわけですから、その人をやる気にさせようと思ったら、なかなか難易度は上がります。
不用品回収っていくらかかるの?
そもそも整理整頓って何?

整理整頓といいますが一体どういう意味なのでしょうか。言葉は知っていても意味を説明するとなると少し難しくないですか?
そこで、整理、整頓の意味を少しご紹介いたします。意味を知るだけでも片付けの意識が変わってくることもあります。
整理
整理とは、区別すること。たくさんあるものの中から、いるものいらないものに分けてグループ分けするまでが整理です。
例えば洋服だったら、まず着るもの着ないもので分け、春夏秋冬とグループ分けをします。判断できないものは保留BOXを自分で作っておくと整理しやすくなります。いらないと判断したものは、捨てる、あげるなどをして、少しでも物を減らします。整理とは、区別すること。⚠もちろんこれは服に限らずです。
整頓
整頓とは、整理されたものを、暮らし方、生活の仕方に合わせて、収納していくことです。文字の並び順通り、整理してから整頓です。整理しなければ、いらないものも一緒に収納してしまうことになります。散らかった部屋を綺麗にしようと思ったら、まずは物を減らすことが鉄則です。それは整理に含まれます。仕分けしきったあとにどう片付けていくか、ここからが整頓となるのです。
保留BOXは処分がなかなかできない人へおすすめのやり方です。いらないとすぐ判断しすぐ処分できる人は言うことないですが、できない人も少なくありません。そこで一度保留BOXに入れ、半年使わなかったら捨てよう、一年使わなかったら捨てようとご自身で決め、踏ん切りがつくまで保管しておくのも一つの方法です。なかなか処分ができないという方に捨てるのか捨てないのか白黒はっきりさせろと言ってもストレスになり、片付けが嫌になる一方です。そこでグレーゾーンを作ることで片付けはより一層やりやすくなります。
こういうルールは片付けの中で自分で決めていきます。整理整頓・片付けには決まりはありません。自分自身で決めていくのです。
ただ、目標は物を少しずつでも減らしていくことです。

不用品回収っていくらかかるの?
部屋を綺麗にするためには?

上記でチラホラと出ていますが、部屋を綺麗にしようと思ったら物を減らすことが鉄則になってきます。しかし、何をどう減らせばいいのかわからない、処分はどうすればいいのかわからない、などとわからないことだらけでそれが、やる気を失せさせますよね。そこで、綺麗にするためのポイントをご紹介いたします。
整理でグループ分けしたものを、整頓する前に使用頻度別でまた仕分ける

- 使用頻度A 毎日使う
- 使用頻度B 2~3日に一回使う
- 使用頻度C 週一回使う
- 使用頻度D 月に一回使う
- 使用頻度E 年に一回使う
この5つのグループに分けた時、どこにも当てはまらなかったものは処分することを考えましょう。それでも捨てられない場合ももちろんあると思います。その場合は上記でも紹介したとおり、保留BOXです。一ヶ月使わなかったら捨てよう、一年使わなかったら捨てようと必ず決め、処分を考えましょう。
また、もったいなくて捨てられないというのは、場合によっては物にとっては少し可哀想な事かもしれません。使っていないけど、いつか使うかもしれない、ただ持っていたい、安心したい、という感情で、その物はその物として活かすことができないということです。これこそが本当にもったいないことです。それなら寄付、売る、引き渡すなどといった処分方法でものにも人にも優しい方法で処分することをおすすめします。一つの事例として、ある女性もなかなか物を捨てられず物が増えていく一方でお困りの方がいました。高価だったソファが捨てられなかったそうで、ある日大掃除のときに捨てる ことを決意し捨てられたそうで、そこから気持ちがスッキリし、その後捨てることへの躊躇がなくなり、何か新しいものを買ったら何か捨てるというルールを自身で作って、綺麗な状態を保っているそうです。
というような女性のように一度何か捨ててしまえば、考え方が大きく変わることもあり得ることです。
生活していく上で、使いやすさを重視する

綺麗にすると言っても綺麗にしたところでいつも使うものが奥にしまわれていたり、何がどこにしまってあるかわからなかったりすると綺麗にした意味がなくなってしまいます。せっかくグループ分けしたものを上手にしまおうと思ったら生活の仕方、使用頻度などを考えて整頓する必要があります。片付けが苦手な人がやりがちなのが、見た目さえ綺麗にすればいいという片付け方です。使うものが奥にあったり、どこに何を片付けたかわから ないとなるとリバウンドの原因になります。ラベルなどを作ったりするのもポイントです。生活がしやすい整頓ができたらリバウンドもしにくくなってきます。
買い物の仕方を考える

物が増えるということは、使わなくなるものも増えるということです。ただ整理整頓ができていると、買い物をしても自然と物を捨てるということが身についているので、増えるという恐れがありません。なにか捨ててから買い物をするというルールを決めるのも一つです。買い物の仕方を考えるというより、考えるようになる、というレベルになると理想です。
心と身体の安定感を体感

人間誰しもうまく行かないことだったり、気持ちが落ち込むこともあると思います。そこで部屋を綺麗にすると少しでも気分が晴れる事があります。心の乱れは部屋の乱れ、逆も然りです。人間はどうしても目に映る情報次第で情緒が不安定になります。普段から部屋を綺麗にしている人は、心にもゆとりがある傾向があります。最初は綺麗にするのが難しかったりしますので、得意な人に相談するのも、もちろん一つの方法です。
知人に相談するのは躊躇すると思います。そんな時は、整理収納アドバイザーなどに相談するのも一つの方法です。全く知らない人を部屋に上げるということに抵抗がある方もいらっしゃるとは思いますが、プロはそんなお客様の気持を考慮します。ご安心ください。
不用品回収っていくらかかるの?
まとめ

部屋が綺麗、汚い、などで良くも悪くも人生は大きく変わっていきます。
物理的、心理的、人間関係、すべてつながり大規模でいうと人生につながっていきます。部屋ごときで大げさな話に聞こえてくるかもしれませんが、きっと苦しんでいる人が多くいると思います。
100人いれば100個のやり方があります。なので、整理整頓・片付けで、あの人のようにとか、あの人はできているのに、などと、比べて悩む必要はありません。
もちろん、色んな人のやり方があるので、たくさん見て真似してみるのはとてもいいことです。
「あの人はできている」それはその人に合ったやり方だからです。なので、自分はできない…と悩む必要は全くありません。大丈夫です。暮らしという正解がないことを他人と比べる必要はありません。
やり方にも正解不正解はありません。正解があるとするならば、自分にあったやり方を見つけられた時、それが正解になります。一度綺麗にしてみてまたすぐリバウンドしてしまう、そんな時はやり方を変えてみる、という風に考え方を変えると気持ちも少し楽になります。
プロのアドバイザーでさえまだまだ勉強中です。わからなくて当たり前、できなくて当たり前です。やってみようかな?こうしてみようかな?という気持ちがあれば充分です。少しでも気持ちの変化が見られたらそれはあなたにとって大きな一歩になるでしょう。
部屋が変われば、暮らしが変わる、人生が変わる、これはぜひ、皆様に体感してもらいたいです。
できるできないではありません。「やってみる」という気持ちが何より大切だと考えます。
西日本で
不用品回収業者を選ぶなら

私たちエコトラは、西日本で不用品や粗大ごみ処分でお困りのお客様より、おかげさまで多くのご依頼をいただき、ご好評いただいております。
まとめて引き受けます!
お時間の指定も可能です!
ご納得のうえ作業します!

上野
西日本で不用品回収業者を選ぶなら、ぜひエコトラにおまかせください!