神棚の処分を検討するタイミングで最も多いのが、引っ越しや実家の売却・取り壊しなどで設置場所がなくなってしまったというものです。
特に遺品整理では神棚をどのように処分したらいいのか分からずに困っている…というご遺族の方が多くいらっしゃいます。
そこで今回は、神棚を処分する前に確認しておきたい3つのことと、神棚の処分方法・処分費用の相場を詳しく解説していきます!
神棚を処分する前に確認しておきたいこと
神棚を処分する前に、必ず確認しておきたいことが3つあります。
- 神棚を設置したときに「魂入れ」を行ったかどうか
- 神具の処分方法
- 御札の処分方法
まず神棚は、設置したときに魂入れを行ったかどうかで処分方法が大きくことなります。
神棚本体には本来神様はいらっしゃいませんが、「魂入れ」をした神棚には神様を祀っているということになります。
そのため、粗大ごみや不燃ごみとして神棚を処分するのは御法度で、魂入れをした神棚は神社で供養をしてから処分することになります。
次に神棚に納めていた神具には、水玉や皿、榊立て、榊、瓶子などさまざまですが、神具は塩でお清めしてから自治体の不燃ごみとして処分します。
最後に神棚に納めていた御札には神様が宿っていると考えることもできるので、そのまま処分するのはNG。
神棚に収めていた御札は、神社に返却するようにしましょう。
神棚を処分する3つの方法と処分費用の相場
神棚と言えば神様をお祀りする小さな神社のことなので、普通のごみとしてはなかなか処分しづらいものです。
できれば、正しい手順でこれまで家族を今もってくださっていた感謝を込めて処分したいですよね。
ここからは神棚を処分する、正しい処分方法3つと処分費用の相場を解説していきます。
神社に依頼して処分する
一般的な神棚を処分する方法は、神社に依頼して処分する方法です。
神社で神棚を処分する場合は、以下の3つの方法から選びます。
- 納札所に納める…1,000円〜
- お焚き上げをしてもらう…5,000円〜数万円程度
- どんど焼きに持ち込む…1,000〜3,000円程度
魂入れを行った神棚の場合は、上記3つの方法で処分する前に「魂抜きの儀式」が必要になります。
魂抜きをしてから、上記3つの方法で処分することになりますが、最も手軽なのが納札所に納める方法です。
お守りや御札などをお返しする納札所に神棚を納めることで、丁寧に処分することができます。
また、より丁寧に神棚を処分したい場合は神社にお焚き上げを依頼することができます。
お焚き上げは神社の規模によって実施しているかどうかが異なりますが、実施していれば月1回、2か月に1回などの頻度で実施されます。
またこの場合は神具の処分も同時にできる場合もあるので、事前に神社に問い合わせておきましょう。
最後に毎年1月15日頃に実施されるどんど焼きに神棚を持ち込むことで、御札や正月飾りなどもお焚き上げをして処分することができます。
どんど焼きの場合は、神社によって受付方法やお焚き上げの範囲が異なるので、事前に必ず確認しておきましょう。
神棚や仏壇・仏具の販売店に引き取りしてもらう
神棚や仏壇、仏具を販売する店舗の引き取りサービスを利用することで、神棚を処分することができます。
処分費用はおおよそ5,000〜30,000円程度。
店舗によっては、追加費用を支払えば神具も一緒に処分することができます。
不用品回収業者に依頼する
「実家の売却・取り壊しで神棚が不要になった」「他の不用品もまとめて処分したい」という場合は、不用品回収業者に依頼して神棚などを処分する方法がおすすめです。
処分費用は、軽トラック満杯の不用品を処分して約10,000円〜が相場。
不用品回収業者は不用品の個数ではなく容量で料金を設定しているので、神棚や神具だけではなく、他の不用品もまとめて処分したほうがお得に利用することができます。
不用品回収業者ごとに対応が異なりますが、提携先の神社でお焚き上げを依頼することができるので、例えば神棚や神具だけではなく、故人の思い出の品なども依頼することができます。
この他にも、家具や家電製品、日用品など幅広い不用品を処分することができるので、引っ越しや大掃除、生前整理・遺品整理などで大量の不用品を処分する際に便利。
処分する不用品は、全てスタッフが設置場所まで訪問して搬出してくれるので手軽に利用できます。
これらの不用品回収業者を利用するメリットについては、次の項目で詳しく解説していきます。
不用品回収業者に依頼して神棚を処分するメリット
不用品回収業者を利用すれば、お焚き上げが必要な神棚や神具などの不用品から、家具や家電製品など幅広い不用品をまとめて処分できます。
この他にもさまざまなメリットがあるので、ここから詳しく解説していきます。
お焚き上げサービスを利用できる
不用品回収業者によって対応が異なりますが、神社だけではなく寺院でのお焚き上げ・供養に対応している場合があります。
神棚の他に、お仏壇やひな人形・五月人形、遺品整理の際に故人の思い出の品を処分する際に利用する方が多く、供養してから処分することが可能。
正しい手順で処分できるので、これまでの感謝の気持ちを込めて処分することができます。
生前整理や遺品整理などをまとめてお願いできる
不用品回収業者の多くが、不用品の回収以外にさまざまなサービスを提供しています。
- ハウスクリーニング
- 害虫駆除
- 原状回復
- 庭のお手入れ
- 遺品整理・生前整理
- 買取サービス など
例えば、実家を売却するのに不要な家財をすべて処分して、室内をキレイにしなければならなくなったという場合も、不用品回収業者にまとめて依頼することができます。
また、不用品のなかでも製造後5年以内の不用品やアンティーク家具、貴金属、骨董(こっとう)品、宝石、ブランド品など幅広い品物を売却することが可能。
買取価格は処分費用と相殺できるので、お得に不用品を処分することができます。
あなたの都合にあわせて神棚を処分できる
都合を合わせて神社に神棚の処分を依頼するというのは、なかなか大変です。
不用品回収業者なら、あなたの都合にあわせて回収に来てくれるので、仕事やプライベートとの都合を合わせやすいというメリットがあります。
例えば早朝や夜間、土日・祝日、お盆などの大型連休中にも対応してくれるので便利。
「引っ越しの前日に不用品を処分したい」「短期間で遺品整理を終わらせたい」という場合も相談に乗ってくれるので、気軽に相談してみましょう。
しかし3〜4月の繁忙期や、週末・年末は利用者が増えるので、あらかじめ神棚などを処分したい日時が決まっていれば早めに相談しておくと安心です。
神棚の処分ならエコトラにおまかせください!
魂入れをした神棚は、いわば「小さな神社」です。
そのため処分方法も慎重に選ぶ必要がありますが、最もポピュラーなのが神社に依頼して魂抜きの儀式をしてからお焚き上げなどで処分する方です。
しかし最近では、「遺品整理をするときにまとめて神棚を処分したい」「実家を売却・取り壊すときに神棚を処分したい」という方が増えているので、この場合ですと神棚以外にも多くの不用品の処分に追われているかと思います。
そこでおすすめなのが、不用品回収業者に依頼して神棚を処分する方法です。
わたしたちエコトラでも、神棚や神具など幅広い不用品の処分を承っております。
弊社では、神棚やお仏壇、人形、遺品などを、提携先の寺院や神社にて供養をしてから処分することも可能です。
不用品の買取サービスなどオプションサービスも充実しておりますので、気軽にお電話、メール、LINEよりお問い合わせください。
まとめ
神棚は処分方法に困るもののひとつで、丁寧に処分するのが求められます。
神棚や神具だけを処分するのであれば、神社や仏具などの販売店に依頼して処分することができますが、他の不用品もまとめて処分したい場合は不用品回収業者に依頼して処分する方法がおすすめです。
私たちエコトラでも、神棚や神具など幅広い不用品の回収を承っておりますので気軽にご相談ください。
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