公開: 2023年7月4日
更新: 2023年9月5日
傘を処分する方法3選と処分費用の相場は?大量の壊れた傘はどうすればいいの?

- リサイクル専門家 執筆記事
- リサイクル専門家とは、研究者だけでなく廃棄物の適正処理、有価物の買取・販売など、リサイクル業界で実務に携わる従事者も含みます。
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リサイクル専門家北原 和彦
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2006年より産業廃棄物処理業者で廃棄物の適正処理に従事。2018年よりエコトラ店長。不用品回収業者の視点で「物品の処分」や「片付けのコツ」などを発信。
傘の処分の仕方は自治体によって判断が分かれるので、どうやって傘を処分すればいいのか悩む方が多いのではないでしょうか。
傘は大きく分けて3つの処分方法があるので、それぞれの処分方法ごとにメリットやデメリット、そして処分費用が異なります。
今回は壊れて不要になった傘を処分する3つの方法と処分費用の相場について詳しく解説していきます!
壊れて不要になった傘の処分方法と処分費用の相場

傘は布やビニール、そして骨組みや持ち手部分の金属やプラスチックなどさまざまな素材が使われているので、どうやって処分すればいいのか悩みますよね。
ここからは傘を処分する3つの方法と処分費用の相場を解説していきます。
1.自治体の定期ごみ収集を利用して処分する

傘の処分方法は、自治体によって判断が異なります。
傘は布やビニールと骨組み部分には金属が使われているので、不燃ごみや粗大ごみ、粗ごみとして処分する場合と、ガラスや金属ごみとして扱う自治体もあります。
また自治体によってはビニールや布と骨組みの金属部分はどのままで処分できる地域と、分別しなければならない地域とで分かれます。
分別しなければならない地域では、手袋を着用してハサミなどを使ってビニールや布と骨組みを取り外して分別をします。
傘の布にはガラスファイバーが使用されているので、自治体によっては傘の布やビニール部分はプラスチックごみとして処分する地域もあります。
また骨組みの金属部分は、ビニール紐などで結んで不燃ごみや金属ごみ、一般ゴミ、普通ごみ、粗大ごみとして処分します。
直径が30cmを超える大人用の傘の場合は、45ℓのごみ袋に入りきらないので粗大ごみ扱いになることも多く、この場合は事前申し込みをして有料での収集になります。
料金は地域差がありますが、約300円程度が相場です。
傘は自治体によって処分方法の判断が分かれるので、処分するときは事前に自治体ホームページや広報誌を確認しておきましょう。
2.ブランドものの傘は買取してもらう

メンズ用の傘、レディース用の傘、折りたたみ傘でハイブランドのものであれば、買取してもらうことで処分することも可能です。
女性用の傘であれば、バーバリーやキャスキッドソン、コーチ、ヴィヴィアンウエストウッド、アナスイ、マリメッコ、アフタヌーンティーなどのブランドが人気。
男性用の傘であれば、オロビアンゴ、バーバリー、フォックス・アンブレラが人気です。
これらブランドの傘を高く買取してもらうためには使用感をなくす必要があるので、汚れをキレイに拭き取り、撥水スプレーをかけて撥水性を元に戻しておきましょう。
保証期間内であれば、骨組み部分に不具合があれば修理に出してから売る方法もあります。
また折りたたみ傘の場合は付属の専用カバーもまとめて売ることで、高く売ることができます。
特に折りたたみ傘は需要が高いので、買取市場では重宝される傘の種類です。
コンパクトな折りたたみ傘なら、宅配買取を利用した際に簡単に発送できるのでおすすめ。
さまざまな買取専門店で査定を受けて、査定額を比較して売るようにしましょう。
3.不用品回収業者に依頼して処分する

「傘を分別するのがめんどくさい…」
「大量の傘をどうやって処分すればいいのか分からない…」
このような場合は、不用品回収業者に依頼して傘を処分する方法がおすすめです。
不用品回収業者なら、傘を分別することなくそのまま回収してくれるので便利。
大量の傘もスタッフが搬出してくれるので、手軽に利用できます。
また他の不用品もまとめて回収してくれるので、引っ越しや大掃除のときに家具や家電製品などの不用品をまとめて処分することも可能。
買取できる不用品は買取サービスを利用できるので、お得に不用品を処分することができます。
気になる処分費用ですが、軽トラック満杯の不用品を処分して約10,000円〜が相場。
不用品回収業者は個数ではなく容量で料金を設定しているので、まとめて不用品を処分したほうがお得に利用することができます。
これら不用品回収業者を利用するメリットについては、次の項目で詳しく解説していきますね!
不用品回収業者に傘の処分を依頼する3つのメリット

不用品回収業者なら、処分に困っている傘を分別することなく回収してくれるので、手軽に傘を処分することができます。
ここからは不用品回収業者に依頼して傘を処分する3つのメリットについて解説していきます。
どんな傘も回収してくれる
布やビニール、骨組み部分が金属、持ち手部分がプラスチックあるいは木製など、傘にはさまざまな素材が使われています。
自治体で傘を処分する場合、地域によってはそれぞれ分別して処分する必要があるのでとても手間がかかりますよね。
不用品回収業者ならどんな傘でも分別不要でそのまま回収してくれるので、簡単に傘を処分することができます。
他の不用品もまとめて処分できる

不用品回収業者は不用品回収のプロなので、傘だけではなく幅広い不用品をまとめて処分することができます。
例えば家電製品や家具、日用品、大量の賞味期限切れの食料品、バイク、自転車、農機具など、幅広い不用品の回収が可能。
自治体では収集が難しいエアコンや洗濯機などのリサイクルが必要な家電製品やタイヤなども回収してくれるので、処分に困ったら利用したいサービスですね。
もちろん重たい不用品の搬出もスタッフが行うので、女性の方やご高齢の方も安心して利用できますよ。
買取サービスを利用できる

多くの不用品回収業者では、不用品の買取サービスを実施しています。
不用品の買取サービスでは、製造後5年以内の家電製品や、アンティーク家具、骨董(こっとう)品など美術品、貴金属、宝石、ブランド品など、幅広い不用品の買取が可能。
買取価格は処分費用と相殺することができるので、お得に傘などの不用品を処分することができます。
また買取サービスだけではなく、不用品回収業者ごとにさまざまなオプションサービスを実施しています。
- 遺品整理
- 生前整理
- ごみ屋敷の掃除
- 庭のお手入れ
- ハウスクリーニング
- 原状回復 など
必要に応じてこれらオプションを利用できるので、複数の会社に依頼するより手間もかからず手軽に利用できます。
傘の処分ならエコトラにおまかせください!

傘はさまざまな素材からできているので、自治体によっては細かく分別しなければ収集してもらえません。
大量の傘を処分するときは、この分別作業が大変なので手軽に傘を処分したいときは私たち不用品回収業者にお任せください!
エコトラでは傘をはじめ、幅広い不用品の回収や買取サービスなどを実施しております。
また傘の処分ついでに、エアコンを移設したい、大きな家具を処分したいけど廊下やドアを通れない…、このようなお悩みもご相談ください。
「これは買取できる?」「これは処分できる?」などご質問があれば、気軽にお電話、メール、LINEよりお声がけください!
まとめ

傘はさまざまな素材からできているので、自治体によっては分別がとても厳しい地域があります。
布やビニール部分と骨組み、持ち手部分を分別する場合、大量の傘を処分するときはとても大変です。
ブランドものの傘を処分するときは買取してもらうという方法もありますが、シンプルに傘を処分するときは不用品回収業者の利用も検討してみましょう。
「引っ越しをするから、いいかげん大量の傘を処分したい」という方は、傘の他にさまざまな不用品をまとめて回収することが可能。
また買取できる不用品は買取できますので、処分費用と相殺してお得にご利用いただけます。
「これは処分できる?」「これは買取できる?」などご質問があれば気軽にお電話、メール、LINEよりお問い合わせください!