解約したらスマホのSIMカードは返却？処分が可能か解説

近年、格安SIMのサービスが増加しており、その特長を考慮しながら頻繁にスマホの契約を見直す人も増加しているようです。サービスを解約して新しいサービスに乗り換える場合、これまで使っていたSIMカードは不要になります。皆様はこの古いSIMカードをどうしていますか？この記事では何かあいまいなSIMカードの処分方法について解説しています。疑問に思っていた人はぜひ読んでみてください。

SIMカードのオーナーはサービス提供事業者

スマホにセットして使うSIMカード。サービスを解約すれば当然そのSIMは不要になりますが、不要になったからといってすぐに処分することは避けましょう。なぜなら、SIMカードは通常、サービス利用者に貸与されているものだからです。

つまり、SIMカードのオーナーはサービスを提供している事業者です。そのため、事業者が解約後のSIMの扱いについてどう規定しているのか、処分する前に調べる必要があります。

事業者により扱いはまちまち

SIMカードのオーナーはあくまでサービス提供事業者です。しかし、解約後のSIMカードの扱いは事業者によりまちまち。大手事業者を見てみると、KDDI（AU）を除き、解約後のSIMカードは返却しなければならないようです。逆に言えば、KDDIのSIMカードは解約後に処分してしまってもかまいません。

格安SIMのサービス提供事業者のカードは、多くの場合、解約後は処分してしまってもいいようです。しかし、回線の種類により対応が違うこともあるので、やはり処分前に確認することが重要です。

SIMカードを安全に処分する方法

SIMカードには重要なデータが記録されているため、そのまま処分してしまうと電話帳や契約情報などの重要な情報が漏洩してしまう可能性があります。そのため、処分する場合はハサミを入れて細切れにして、複数のごみ袋に分けて処分しましょう。こうすればデータを復元することは事実上不可能です。

まとめ

返却するにしても処分するにしても、解約後のSIMカードは放置せずにすぐ何らかの対応をとりましょう。今のスマートフォンは大量にデータをストックすることができるため、そもそもSIMカードがデータをストックする目的で使われることはあまりありませんが、解約後、うっかりなくしてしまうと悪意を持つ第三者にデータを抜かれてしまうかもしれません。不測の事態を避けるためにも、解約後は面倒がらずにすぐ対応することをおすすめします。

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