使わなくなった物置。老朽化した物置。物置の処分をお考えではありませんか?物置はとても堅牢にできているので、日頃からDIYをやりこんでいるような人でないと、自分で解体して処分することは難しいでしょう。もちろん、物置のサイズはピンキリなので、解体せずにそのまま処分できる製品もあります。しかし、いずれにしても物置を処分するのであれば、自治体の分別ルールをチェックして、どうやって処分したらいいのかまずは調べる必要があるでしょう。
粗大ごみとして処分できる物置は限られる
全国の自治体のなかには物置を粗大ごみとして収集している自治体もあります。しかし、粗大ごみとして処分できる物置は限られます。かなり小さな製品、もしくは自力で解体できる製品でないと、多くの自治体では物置を粗大ごみとして受け入れてくれません。
まずはお住まいの自治体の分別ルールをチェックしてみてください。
自治体のホームページには、多くの場合、50音順の分別早見表が掲載されています。それを確認すれば、粗大ごみとして処分できるかかんたんにわかるはずです。
不用品回収業者に依頼して物置を処分
自力で解体することのできない比較的大きなサイズの物置は、ほとんどの場合、粗大ごみとして処分することができません。解体できなくても、小さなサイズの物置ならまれに引き取ってくれる自治体もありますが、解体できない物置を粗大ごみとして処分することはほぼ不可能です。解体できない物置は不用品回収業者に依頼して収集してもらいましょう。
自力で解体できるサイズの物置なら粗大ごみで処分できるかも
大方の物置は組み立て式です。小さな物置も大きな物置も組み立て式です。これらのうち、自力で解体できる小さめの物置であれば、自治体の粗大ごみで収集してもらえる可能性があります。自治体によっては粗大ごみではなく、不燃ごみなどの分別区分にあたるかもしれません。
自力で解体できるのは、全体的にスチールでできている物置です。ひじょうに古い物置で、アスベストが使われているおそれがある製品やすでに傷みが激しい製品を自力で解体するのは困難です。このような物置は専門の業者に依頼して処分しましょう。
物置を解体する方法
解体することで粗大ごみとして処分できる物置なら、自分で解体してもいいでしょう。ただし、腕に覚えがある人に限ります。工作やDIYの経験がある人以外にはとてもおすすめできません。また、腕に覚えがあったとしても、できるだけ複数人で作業することをおすすめします。
物置の解体は、最初に屋根、その後、壁から床へと作業を進めていきます。この順番を無視すると物置が倒れてしまうことがあるので危険です。
小さめの物置は、家のツールボックスに入っているスパナやレンチだけでも多くの場合、解体することが可能です。ケガを防ぐために軍手やマスクを必ず着用して作業にあたってください。
不用品回収業者に依頼して物置を処分
自力で解体することのできない比較的大きなサイズの物置は、ほとんどの場合、粗大ごみとして処分することができません。解体できなくても、小さなサイズの物置ならまれに引き取ってくれる自治体もありますが、解体できない物置を粗大ごみとして処分することはほぼ不可能です。解体できない物置は不用品回収業者に依頼して収集してもらいましょう。
あくまでも目安ですが、不用品回収業者に物置の収集を依頼する場合、小型の物置で1万円前後、大型の解体が必要な物置で2~5万円程度の費用がかかります。
このようにお金がかかるものの、解体の手間なく物置を処分できることは、不用品回収業者を利用する大きなメリットだといえるでしょう。
買い取ってくれる場合がある
なお、不用品回収業者は再販可能な物置なら買い取ってくれることがあります。その場合、売却益と処分費用は相殺されます。
中のものもいっしょに処分できる
不用品回収業者に物置の処分を依頼する場合は、物置の中にものが入っている状態でもかまいません。収納されているものも、不要であればまとめて処分できます。もちろん、家電や家具などそのほかの不用品もまとめて処分することが可能です。
状態のいい物置なら売却も検討
まだ状態のいい物置なら、捨てるのではなく売却も検討しましょう。程度のいい中古の物置は需要がたくさんあります。物置専門の買取に力を入れている業者もあるほどです。
買取業者
「物置専門」というわけではありませんが、物置の買取に力を入れている業者があります。このような業者に依頼すれば、とくにイナバなどの有名メーカーの物置はいい値段で売却できる可能性があります。
個人売買
機能に問題がない物置であれば、インターネットを通じて個人売買により売却処分することが可能です。ただし、送ることになるので、個人で出品する場合、現実的には比較的小さい、解体せずにトラックに積み込めるサイズの製品に限られるでしょう。しかし、この場合でも送料は高額になるので、これを考慮して出品の判断をする必要があります。
「お金にはならなくても誰か必要としている人に使ってほしい」
このような場合は「ジモティー」などの地方限定掲示板に出稿することをおすすめします。ジモティーを閲覧している人は多く、最近は自治体とも連携して不用品のリユースに積極的に取り組んでいます。近くに住む人に対象を限定できるので、送料のかかる大きな物品を売買・譲渡しやすいことも魅力的です。
古い物置を放置すべきでない理由
日常的に使うことのなくなった物置は、主がいなくなった家のようにどんどん劣化が進んでいきます。物置の耐用年数は一般的な金属製のもので15~20年程度。雨風にさらされた古い物置は、それだけ朽ち果てるスピードも速くなります。
自然に倒壊してしまう
劣化の進んだ古い物置は、自然に倒壊する可能性があるので注意が必要です。こうなると内部に保管しているものにまで被害が及んでしまいます。
野生動物がすみつく
劣化の進んだ古い物置には、いつの間にかアライグマやネズミ、タヌキなどの動物がすみついてしまう可能性があります。害獣にすみつかれてしまうと厄介です。彼らはそうかんたんには駆除できない動物です。こうなってしまうと駆除費用までかかってしまうので、その前に処分することが大切です。
まとめ
比較的小さいサイズの物置なら、自分で解体して粗大ごみとして処分できる可能性がありますが、まずはお住まいの自治体の分別ルールを確認してください。
物置の解体作業は、工具の扱いに慣れていない人には負担の大きい作業です。ケガをしては大変なので、経験の少ない人は不用品回収業者に収集を依頼することをおすすめします。
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