日常生活のさまざまな場面で私たちがお世話になっている段ボール。最近は通販で買い物をすることが増えたので、部屋に段ボールがたまってしまいがち…こんな人も多いのではないでしょうか?実はこの段ボール、ほとんどがリサイクルされていることをご存じでしたか?広島で処分される段ボールも基本的にはリサイクルされています。
しかし、正しく捨てないと、リサイクルできるものもリサイクルできません。広島では段ボールをどうやって処分すればよいのでしょうか?
そもそも段ボールは何ゴミ

そもそも段ボールは何ゴミなのか?ほとんどがリサイクルされているということを考えると、段ボールは「資源」と言えます。たしかに段ボールはときどき、「資源ゴミ」と呼ばれることもありますが、自治体の収集サービスを利用して処分する場合は、やはりお住まいの自治体が指定している分別区分が本当の答えだといえるでしょう。
ちなみに段ボールは「資源」か「紙類」に分類されていることが多いようです。
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段ボールの基本的な処分方法は?

段ボールを処分する場合、通常は自治体が指定する方法を利用します。このあとに紹介しますが、段ボールを多く取り扱っている民間企業は、古紙回収業者に依頼して段ボールを回収してもらいますが、一般の家庭から排出される程度の量ではさすがに回収を依頼するわけにいきません。その代わりに行われているのが自治体などによる段ボールの収集です。
自治体により収集方法は異なりますが、「特定の収集日を設けている自治体」と「自治会等の団体による資源回収活動で回収している自治体」があります。(両方やっている自治体もあります)お住まいの自治体における収集方法がわからない場合は、ホームページやパンフレットなどで確認しましょう。
段ボールの処分方法をより詳細に
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大量の段ボールを処分したいときはどうする?

では、一般の人が大量の段ボールを処分したいときはどうすればよいのでしょうか?いつものステーションに大量の段ボールを出してしまったら、みんなの迷惑になってしまいます。でも、ご安心ください。大量に段ボールを処分する場合は、以下の業者を利用できます。
- 不用品回収業者
- 家庭で不要になったあらゆるものを回収可能な不用品回収業者は、家庭で不要になった大量の段ボールを回収することが可能です。
- 古紙回収業者
- 古紙回収業者は通常、産業廃棄物に該当する段ボールを回収していますが、一般廃棄物を収集可能な古紙回収業者もあります。段ボールの持ち込みを受け入れている業者をホームページで公開している自治体もあるので、調べてみてもいいでしょう。
- 引っ越し業者
- 引っ越しのときに使った段ボールなら、そのときに利用した引っ越し業者が回収してくれるかもしれません。作業後の一定の期間内であれば回収してくれる業者が多いようですが、このようなサービス自体、やっていない業者もあります。
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《自治体別》広島県内の主要都市別段ボール収集対応

それでは、広島県内の主要都市(自治体)が段ボールをどうやって収集しているのか、その対応について紹介します。
広島市の段ボール収集対応
広島市では、段ボールは「資源物」に分類されています。収集日は月に2回で、段ボールは段ボールだけでしばり、ステーションに出します。汚れている段ボールは「可燃ごみ」の収集日に処分してください。
地域の自治会や子ども会が集団資源回収をおこなっている場合は、それを利用して段ボールを処分することも可能です。
福山市の段ボール収集対応
福山市では、段ボールは「紙類」に分類されています。収集は月に1回。段ボールは段ボールだけでひとまとめにしてステーションに出しましょう。
福山市では、このほかに地域団体による集団資源回収も利用できます。また、福山市は各環境センターと福山市リサイクルプラザで拠点回収をおこなっています。
呉市の段ボール収集対応
呉市では、段ボールは資源物(紙類)に分類されています。紙類の収集日は月に2回あります。段ボールは段ボールだけで十字にくくり、決められた場所に搬出してください。
呉市も集団資源回収を、報奨金を出して推進しています。地域の団体が資源回収活動をおこなっている場合は、それを利用して段ボールを処分することも可能です。
東広島市の段ボール収集対応
東広島市は「雑誌・段ボール」の収集日を月に1回設けています。段ボールは段ボールだけで十字にくくりますが、その際、大きい段ボールは50×100cm以下になるようにたたんでからくくってください。
なお、東広島市も集団資源回収を後押ししているので、地域団体が活動をおこなっていれば、それを利用して段ボールを処分することが可能です。
尾道市の段ボール収集対応
尾道市は段ボールを資源(紙類)として回収しています。段ボールだけで十字にひもでしばり、地域の「資源物専用ステーション」に出してください。いつものステーションではないので注意しましょう。収集は月に1回です。集団資源回収を利用できる地域もあります。
廿日市市の段ボール収集対応
廿日市市では、段ボールは「資源ごみ」に分類されています。収集は月に2回、もしくは3回、隔週で行われます。段ボールだけをひもでくくり、ステーションに出してください。お住まいの地域の団体が集団資源回収をおこなっていれば、それを利用して段ボールを処分することも可能です。
三原市の段ボール収集対応
三次市では、段ボールは「紙資源」に分類されています。紙資源の収集日は週に1回、地域に設定されています。ひもで十字にくくってステーションに出してください。汚れのひどいものだけ「燃やせるごみ」として処分しましょう。
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少しでも安く段ボールを処分する方法はある?

少しでも安く段ボールを処分したいのであれば、基本的にお金がかからない自治体の収集サービスか、地域の集団資源回収活動を利用して処分しましょう。ただ、これらを利用する場合、1度に多くの段ボールを出すことはできません。まとまった数量の段ボールを処分しなければならない場合は、数回に分けて出すか、不用品回収業者を利用することを考えましょう。
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段ボールを処分する際の注意点・ポイント

段ボールを処分する際は、いくつか注意するべきポイントがあります。すでに触れていることも含まれていますが、ここで再度ご紹介します。
個人情報の漏洩に注意
通販で購入した品物が送られてきた段ボールには、住所、氏名、電話番号などの情報が書かれた送り状が貼られています。これをそのままにして処分している人はいませんか?何を買ったのか、箱や送り状からわかる場合もあるので、個人情報の漏洩につながる送り状は必ず剥がしてから出すようにしてください。
汚したり濡らしたりしない
段ボールは何度でもリサイクルできます。ただし、汚れていたり濡れていたりする段ボールはリサイクルできません。よく、翌日が雨なのに屋外のゴミ捨て場に段ボールを出している人がいますが、これでは意味がありません。段ボールの収集日に悪天候が予想される場合、その日は出さず、次回の収集日に出すよう心がけましょう。
ガムテープでくくらない
段ボールをガムテープでひとまとめにしている人を見かけますが、これもやめてください。リサイクルの妨げになります。同じ紙でできたひもを使うとリサイクルプロセスの妨げになりにくいのでおすすめです。
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広島県内で段ボールを処分する予定がある方は、エコトラ広島におまかせください。少量の段ボールでも、家庭にある不要なアイテムといっしょに処分すれば、パック料金が利用できるのでかなりお得に処分することが可能です。大掃除、生前整理、実家の片付けなどの機会であれば、費用をより節約して不用品を処分できます。
段ボールは資源なので、自治体のサービスを利用する場合、他のゴミといっしょに処分することはできませんが、エコトラを利用していただければ、すべてのゴミや不用品をまとめて処分できます。
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まとめ

段ボールはリサイクル可能な資源なので、リサイクルプロセスの妨げにならないよう、ルールを守って処分する必要があります。ご紹介したように、広島県内の多くの自治体が段ボールを定期収集しており、ほとんどの自治体では地域の集団資源活動も行われています。国連でのSDGs採択以降、重要性がますます高まっている資源のリサイクル。この記事で紹介した方法で処分すれば、段ボールを確実にリサイクルすることが可能です。
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