防府市にお住まいで、市内外への引っ越しを予定している方のために、引っ越しごみを処分する方法を解説していきます。引っ越しの際は、まず物を仕分けて、不要な物を自治体のごみ収集サービスと民間業者のサービスを利用して処分するとスムーズです。ぜひ参考にしてください。

多くの人々が新生活を迎えるのは4月ですが、その前の年度末、3月は引っ越しシーズンです。引っ越し業者もこのシーズンに備えており、早い業者だと年末ごろには予約をとり始めるそうです。

引っ越しの準備もできれば早く始めたいものです。年度末の引っ越しの場合は、比較的早く決まることと思いますので、できれば引っ越し業者に予約を入れる前から物を仕分け始めて、見積りの段階までに新居まで運ぶ物を確定させると、引っ越しの費用を節約できます。3ヶ月前に物の仕分けを始められれば理想的です。

引っ越しの準備や荷づくりの最中に出るごみや不用品は、防府市の通常のごみ収集サービスと不用品回収業者のサービスを利用すると、スムーズに処分を進められます。

• 物の仕分け
• 不用品を通常ごみで処分しながら荷づくり
• 売却できそうな不用品、粗大ごみなどは不用品回収業者に査定と収集を依頼

あくまで例ではありますが、ご家族で計画を立てて作業を進めていけば、余裕を感じながら引っ越しの日を迎えられるはずです。

ごみの処分と物量を減らすために覚えておきたいポイントを紹介します。

すでにご紹介したとおり、引っ越しの準備は早めに始めましょう。3ヶ月前から始められれば完璧ですが、急に引っ越さなければならないこともあるので、とにかく引っ越しが決まったらその時点で準備を始めることが大切です。早めに準備を始めれば、その分だけ通常ごみの収集日を活用できます。

引っ越しを前に物の仕分けをすると、家電製品を中心に不用品が数多く出てくることと思います。その家電で注意しなければならないのが家電4品目です。冷蔵庫、テレビ、エアコン、洗濯機を処分する場合はリサイクルする必要があるので、防府市は基本的に収集しません。（指定引取場所への代行運搬は可能）

そのほかに古タイヤや耐火金庫、自動車やオートバイ用のバッテリー、オートバイ本体や消火器など、防府市が収集しないごみは多岐にわたります。そのため、事前に防府市が収集しないごみを確認して、収集しないごみが含まれているようなら、その処分方法を調べておきましょう。なお、防府市が収集しないごみでも、不用品回収業者なら収集可能な場合があります。

ここからは、防府市のごみ収集サービスについて、引っ越し前に利用する際の注意点とあわせて解説します。大前提として、ごみ集積場所に大量のごみを出してはいけません。引っ越しという事情があっても、これだけは守ってください。

燃やせるごみの収集日は、防府市の各地区に週2日設定されています。おもちゃなどのプラスチック製品、革製品やゴム製品、衣類なども出せるので、引っ越しの際に出るごみの処分に有効活用できます。引っ越しの直前は生ごみを処分する必要があるため、直前の収集日は必ずチェックしておきましょう。

資源ごみは、さらに「プラスチック製容器包装」「紙製容器包装」「紙パック」「古紙類」「ペットボトル」「缶」「びん類」に分類されます。資源ごみの収集日は月1回、地区に設定されています。分類ごとに分けて出す必要がありますが、収集日は同じです。ただし、自主搬入をおこなっている自治会もあるので、処分方法が異なる場合があります。資源ごみは、どちらかというと生活ごみですが、かさばるので引っ越し前に処分しておきましょう。

スプレー缶や使い捨てライター、乾電池、充電式のバッテリー、水銀体温計、蛍光灯、陶磁器やガラス製品などが危険ごみに該当します。危険ごみの収集日は月1回で資源ごみと同じ日です。ただし、危険ごみも自主搬入をおこなっている自治会があるので、処分方法が異なる場合があります。

金属製品や小型家電製品、剪定木などが燃やせないごみに該当します。収集は月1回です。収集日は少ないものの、引っ越しで出るごみの処分に活用できるので、収集日は必ずおさえておきましょう。なお、燃やせないごみも自主搬入をおこなっている自治会があるので、処分方法が異なる場合があります。

小型家電のうち、パソコンや携帯電話、デジタルカメラなどは、防府市役所など市の施設に設置されている回収ボックスに入れて処分することも可能です。

家具や布団、自転車などは「粗大ごみ」、レンガや瓦は「埋立ごみ」、引っ越しなどで出る大量のごみは「一時多量ごみ」として、防府市に収集を依頼できます。それぞれ分別する必要があるほか、一時多量ごみも分別区分ごとに分ける必要があります。収集は有料で、100kgまで2600円、それ以上は10kg増すごとに260円が加算されます。

クリーンセンター（予約）

電話：0835-22-4742

引っ越しの準備で出るごみや一時多量ごみは、分別したうえで防府市のごみ処理施設に搬入して処分することも可能です。

クリーンセンター

住所：大字新田364番地

電話：0835-22-4742

対象のごみ：燃やせるごみ、資源ごみ、危険ごみ、粗大ごみ

一般廃棄物最終処分場

住所：大字田島10477番地

電話：0835-29-1877

対象のごみ：埋立ごみ

防府市民の皆様は、引っ越しの際に出るごみを不用品回収業者に依頼して処分することも可能です。引っ越しごみを防府市の収集サービスだけで処分することは難しいので、ぜひ利用を検討してください。以下に不用品回収業者を利用して引っ越しごみを処分するメリットを紹介します。

防府市に限らず、自治体のごみ収集サービスを利用する際は分別する必要があります。引っ越しごみを防府市の施設に一時多量ごみとして搬入する場合でも、すべてのごみは分別しなければなりません。これには大変な労力が必要です。

不用品回収業者を利用する場合は、ごみを分別する必要がありません。

引っ越しの準備は早めに始めることが望ましいのですが、急に引っ越さなければならなくなることもあります。このようなケースでは、ごみをすべて分別して防府市に収集を依頼する時間などとれないでしょう。不用品回収業者なら、このようなケースでも迅速に対応してくれます。申し込みの当日の見積りも可能です。

不用品回収業者は、中古需要がある不用品を買い取ってくれます。引っ越しのように、多数の不用品が出る場合は、売却できる不用品も多いので、処分費用を節約することができます。

防府市で引っ越しごみを処分する方法について、注意点なども交えて解説しました。引っ越しごみは、防府市の通常収集と不用品回収業者、両方のサービスを活用するとスムーズに処分することが可能です。防府市内外への引っ越しを予定されている方は、ぜひエコトラにご相談ください。不用品の買取も含め、迅速に対応させていただきます。