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公開: 2023年9月2日

更新: 2024年3月17日

発泡スチロールの捨て方は?4つの方法と注意点について詳しく解説!

リサイクル専門家 執筆記事
リサイクル専門家とは、研究者だけでなく廃棄物の適正処理、有価物の買取・販売など、リサイクル業界で実務に携わる従事者も含みます。
和彦 リサイクル専門家 北原 和彦

2006年より産業廃棄物処理業者で廃棄物の適正処理に従事。2018年よりエコトラ店長。不用品回収業者の視点で「物品の処分」や「片付けのコツ」などを発信。

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発泡スチロールは自治体の可燃ごみや資源ごみとして処分する方法が最もポピュラーですが、状況に応じて違う処分方法を選んだ方が効率的な場合もあります。

今回は、発泡スチロールを処分するときの注意点と、4つの処分方法・処分費用の目安を解説していきます。

発泡スチロールを処分するときの注意点

発泡スチロールはそのままの状態では処分できないことが多いので、特に自治体の可燃ごみや資源ごみで処分する場合は、45ℓのごみ袋に入る大きさまで小さくする必要があります。

そのため、発泡スチロールを溶かす方法や小さく解体する方法がインターネット上に散見されますが、場合によっては引火を引き起こすため大変危険です。

ここからは発泡スチロールを処分する際の注意点について解説していきます。

発泡スチロールを溶かすのはおすすめしない

発泡スチロールはかさばるので、有機溶剤や熱した油・ドライヤーの熱風を利用して溶かすことで小さくすることを思いつく方がいらっしゃいます。

しかし有機溶剤で発泡スチロールを溶かすと、確かに溶けますが、引火や有害物質が発生するおそれがあるのでおすすめできません。

また熱した油を発泡スチロールにかけて溶かす方法もインターネット上で紹介されていますが、こちらも引火のリスクが非常に高いので避けた方が良いでしょう。

手軽なのがドライやーの熱風を当てて発泡スチロールを溶かす方法ですが、火傷のおそれがありますし、発泡スチロールが溶けていくときの異臭で気分が悪くなってしまう可能性もあるでしょう。

これらの理由から、発泡スチロールを溶かして処分するのはあまりおすすめできません。

小さく解体するときは飛散・静電気に注意

発泡スチロールを溶かして処分できないのであれば、割って解体したり、カッターナイフを使用して小さく切ってごみ袋に入れて処分したりする方法が現実的な捨て方になってきます。

このとき注意していただきたいのが、発泡スチロールの飛散と静電気です。

発泡スチロールは静電気を帯びやすく、細かく解体していくと飛散しやすいので、衣類や部屋中に散らばってしまい掃除が大変になります。

対処法としては、きりふきを使用したり、直接水をかけて静電気の発生を抑えて、飛散しないようにすることができるのでおすすめです。

発泡スチロールの捨て方は?4つの方法と処分費用の相場

発泡スチロールは大きな状態で保管している方が多いので、「どうやって処分しよう…」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

発泡スチロールの捨て方は、大きく分けて4つあります。

自治体の可燃ごみ・資源ごみとして処分する

自治体によって発泡スチロールの分別方法は判断が異なりますが、一般的には可燃ごみ、容器包装プラスチックなどの資源ごみとして処分することができます。

45ℓのごみ袋に入る大きさまで発泡スチロールを解体できれば、無料で処分できるのでおすすめです。

しかし大量に発泡スチロールがある場合は、解体作業がとても大変になりますし、自治体が定めている「1家庭あたりごみ袋は○個まで」という制限を超えてしまう可能性があります。

そのため大量の発泡スチロールを処分したい場合は、後述する不用品回収業者に依頼してまとめて回収してもらったほうが効率的で手軽です。

発泡スチロール製の食品トレイならスーパーで回収してくれる

肉や魚などが入っていた発泡スチロールのトレイは、スーパーの外に設けられている回収ボックスを利用して処分することができます。

無料で利用することができて、営業時間中はいつでも利用できるので、お買い物ついでに不要になった発泡スチロール製のトレイの処分が可能。

しかしルールとして、キレイに洗って乾燥させた発泡スチロール製のトレイのみが利用可能なので、汚れが落ちない場合は利用することができません。

リサイクルできない発泡スチロール製品例
しめじのパック
納豆のパック
インスタント麺のパック

これらは洗っても菌や汚れが取れないので、回収した発泡スチロールをリサイクルできないことから回収不可となっているのが一般的です。

汚れた発泡スチロール製容器は、多くの場合で自治体の可燃ごみや普通ごみ・一般ごみとして処分することになります。

家電量販店に引き取ってもらう

家電製品を購入したときに、緩衝材としてパッケージの中に収められている発泡スチロールに関しては、家電量販店で回収してもらうことができます。

また家電製品が入っていたダンボールも回収してくれるので、まとめて処分できるというメリットがあります。

しかし利用料は無料ですが、直接店頭に持ち込む必要があるので少々手間がかかるというデメリットがあるのを覚えておきましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者でも発泡スチロールの回収に対応しています。

発泡スチロールの他に、家電製品や家具、バイク、自転車など幅広い不用品をまとめて処分できるので、引っ越しや大掃除などのタイミングで利用するととても便利。

大きなもの、重たいものもスタッフが設置・保管場所まで訪問して搬出してくれるので、女性や高齢の方も安心して利用することができます。

気になる費用は軽トラック満杯の不用品を処分して10,000円〜が相場。

多くの不用品回収業者が不用品の買取サービスを実施しているので、買取できるものは買取してもらうと処分費用から買取金額を相殺して、お得に処分することができます。

これら不用品回収業者を利用するメリットについては、次の項目で詳しく解説していきます!

発泡スチロールの処分を不用品回収業者に依頼するメリット

発泡スチロールの処分は大変ですが、不用品回収業者に依頼すればとても手軽に処分することができます。

ここからは不用品回収業者で発泡スチロールを処分する3つのメリットを解説していきます!

分別不要で処分できる

自治体の定期ごみ収集を利用する場合は、しっかりと正しく分別しないと収集してもらえませんが、不用品回収業者であれば分別することなくそのまま回収してくれます。

発泡スチロールであれば解体する必要もなく、一緒に入っていた紙類やダンボールなども回収可能です。

その他の不用品もまとめて回収してくれる

引っ越しや大掃除などで他の発泡スチロールだけではなく、他の不用品も処分したい場合にも不用品回収業者は頼れるパートナーになってくれます。

不用品回収業者で回収できる品目は幅広く、発泡スチロールはもちろん、家具や家電製品、ダンボール、自転車、バイクなどが代表的です。

不用品回収業者は不用品の個数ではなく容量で料金が決まるので、発泡スチロールだけではなく他の不用品もまとめて処分したほうがお得に利用できるのでおすすめです。

不用品の買取サービスを利用できる

多くの不用品回収業者が、不用品の買取サービスを実施しています。

  • ブランド品
  • 宝石、貴金属
  • 製造後5年以内の家電製品
  • アンティーク家具
  • 骨董(こっとう)品など美術品
  • バイク、自転車
  • 農機具、電動工具 など

上記は買取できる不用品の一例なので、実際にはここに書き切れないほど多くの不用品が買取対象になっています。

買取価格は処分費用と相殺することができるので、お得に発泡スチロールなどを処分することが可能です。

発泡スチロールを処分するならエコトラにおまかせください!

発泡スチロールを自治体で処分しようと思ったら、ごみ袋に入る大きさに解体して小さくする必要があるのでとても手間がかかります。

大量に、あるいは大きな発泡スチロールがあって、他の不用品もまとめて処分したい場合は不用品回収業者の利用がおすすめです。

わたしたちエコトラでも、発泡スチロールだけではなく幅広い不用品の回収が可能。

また買取サービスも実施しておりますので、「これは買取できる?」「いくらくらいになる?」などご質問があれば気軽にお電話、メール、LINEよりお問い合わせください!

まとめ

発泡スチロールは自治体によって分別の判断が異なるので、事前に自治体ホームページや広報誌を確認しておくと安心です。

自治体のごみ収集を利用することで、発泡スチロールを無料で処分することができますが、ごみ袋に入る大きさまで小さくカットしなければならないので手間がかかります。

大量の発泡スチロールや、大きな発泡スチロールを処分する際は、不用品会回収業者の利用がおすすめ。

わたしたちエコトラでも、発泡スチロールやダンボール、家具、家電製品など幅広い不用品を回収させていただき、買取できる不用品は買取させていただきます。

「これは回収できる?」「これはいくらくらいになる?」などご質問があれば、気軽にお電話、メール、LINEでお問い合わせください!

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