いつか片付けようと思いながら、クローゼットや押入れの奥に仕舞い込んで先送りしてきた不用品はありませんか?
引っ越しというイベントは、今まで見て見ぬふりをしてきた不用品たちと嫌でも向かい合わなければいけません。人間誰しも何かきっかけが無いと動き出せないことがありますよね。なので、引っ越しは身の回りを整理し、暮らしをシンプルに快適にしていく大きな一歩になります。
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この記事では、一人暮らしの引っ越しをきっかけとした身の回りの不用品処分のコツと考え方を整理収納アドバイザーが解説していきます。
早めに引っ越し準備をはじめることは大切だけど
引っ越しは殆どの場合「いつまでに」という期限がありますので、引っ越し準備は、そこから逆算して計画的に行うのが最善です。とはいえガチガチに計画を立てても、なかなか思いどおりには進まないものです。やるべきことを思いつくたびメモやノートに書き出していき、引っ越しまでのロードマップを「ゆるーく」まとめておく程度で良いと思います。
もちろん、急な転勤などやむを得ずバタバタと引っ越しをしないといけないケースもあると思います。そんなケースでは考えるより思い切って行動するしかないので、かえって断捨離がうまく行く場合もあります。
不用品回収っていくらかかるの?
目標はシンプルに「引っ越し費用を減らす」
新居での理想の暮らしを思い浮かべ、身の回りから要らないものを洗い出していくのも良いでしょう。でも、今までモノを捨てられずにため込んできた人が、そんな能動的に「要」「不要」を判断できるでしょうか。迷いに迷って、結局また新居のクローゼットで眠らせることになるかもしれません。
そこで「引っ越し費用を○○円まで減らす」という目標を立ててみてはどうでしょう。
引っ越しにかかる費用は主に「移動距離」と「モノの量(体積)」で決まります。引っ越し荷物が少なくなれば、そのぶんだけ引っ越し費用を抑えられます。さらには今までためこんできた不用品のなかに市場価値のあるものがあれば、売却して収入だって得られます。その収入を引っ越し費用にあてることもできます。
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まずは現状で引っ越し見積を取ってみる
今の自分の持ち物の量で引っ越した場合、どれくらいの費用が掛かるのかを知るために、まず現状で引っ越し見積を取ってみましょう。
引越し見積の依頼は、まずは2~3社でじゅうぶんです。まずお部屋全体の見積をとってもらった後に「これとこれが減ったらどれくらいになるか」などと訊いてみるのも良いと思います。
そしてその見積を元にどれくらいまで引っ越し費用を減らしていくか目標を立てます。
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自分の持ち物を「棚卸し」
ここで使用する「棚卸し」は、比喩として「自分の所有しているモノと現況を確認・把握し、引越し先に持っていくか、ここで処分するかを決めること」です。
前段でも書いたとおり、引っ越しにかかる費用は主に「移動距離」と「モノの量(体積)」で決まります。 体積(サイズ)が大きなものが減れば、費用削減のインパクトが大きいため、サイズの大きなものから順に「棚卸し」していきましょう。
基本的にはサイズの大きなモノの処分の可否は、引越し荷物としてかかる費用と、買い替え+処分にかかる費用をてんびんにかけての判断になります。
ここからは、家財の種別ごとに棚卸しと、処分の可否を判断する材料について解説していきます。
ベッドなどの寝具類
布団派の場合、圧縮袋でコンパクトにできますが、ベッド派の場合は、ベッドを持っていくかどうか悩ましいところだと思います。もう古かったりして引っ越しを機に買い替えようと思っているのであれば処分一択ですが、そうでなければ、新居でベッド購入に回せる予算の有無や、今のベッドの使い勝手や愛着次第になります。
ベッドは一人暮らしの引っ越し荷物の中で最大級の家財ですから、思い切って処分すれば引っ越し費用は大きく減ることになります。
ベッドの処分方法や費用相場については、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
タンスやドレッサー、テレビ台などの家具類
転居先にじゅうぶんな衣類収納スペースがあればタンスが、独立洗面台があればドレッサーがそれぞれ不用となると思います。テレビ台も新居の雰囲気にあわないのであれば、思い切って処分しましょう。
カラーボックスなどの安価な収納家具は明らかに買ったほうが安いので引っ越し荷物として持っていくのは避けましょう。一方でプラスチック製の収納ケースは、中に衣類や小物を詰め込んで運搬箱として活用でき、新居でも何かと用途がありますので、空っぽになったものだけ処分するのがよいでしょう。
テレビや冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの家電
もしそれぞれ5年以上使ったものなら、一般的に寿命とされている耐用年数に近いか超えていますので、可能であれば買い替えをおすすめします。
冷蔵庫・洗濯機の買い替えにともなう費用は、単身用で約35,000-60,000円程の購入費用+処分費用となります。
処分費用は冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビは家電リサイクル法によって適正処理が義務付けられており、粗大ごみの日にそのまま出すことはできません。
また、テレビは最近はスマートフォンがあればエンタメには事欠きませんし、大画面が良ければ、テレビ受像機の付いていないスマートテレビならNHKに追いかけられることもありません。「最近テレビ全然見ないなあ」という人は思い切ってスマートテレビに買い替えor処分してしまいましょう。
電子レンジや掃除機、ドライヤー、アイロンなどの中~小型家電製品は、特にリサイクルの規定はありませんが、同様に耐用年数がありますので、長く使ってくたびれたものは買い替えたほうがよいでしょう。ただ、体積が小さいため、引っ越し費用の削減効果も薄く、さらには処分にもあまり手間がかかりませんので、処分を急ぐ必要はありません。
洋服、バッグ、靴など
洋服はいちばん迷うものだと思いますが、ここは思い切って「段ボール〇箱まで残す」と決めて、気に入っていて頻繁に着ているものから優先して段ボールにおさめて、あふれたものは処分しましょう。もちろん捨てるだけが処分ではありません。時間に余裕があれば、フリマアプリで出品したり、時間がなければまとめてリサイクルショップに持ち込んだりすれば、市場価値のあるものはいくらか引っ越し費用の足しになってくれるはずです。
部屋のなかで衣類が占める占有量は思いのほか多いものです。衣類を処分したら、大げさではなく世界が開けたように生活空間が広く感じるはずです。
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不用品となったものの3つの処分方法
前段の棚卸で「処分」が決定した不用品たち。気の毒ですが明るい未来のために心を鬼にしてサヨナラしましょう。
その処分方法は大きく分けて「売る」「譲る」「捨てる」の3つです。
売る処分方法2選
不用品を処分するにあたってまず検討したいのが「売る処分方法」です。そもそもの目標が「引越し費用を減らす」ですから、売れるものはできる限りお金に変えて引越し費用の足しにしましょう。
不用品を売る処分方法は現在は「フリマアプリ」、「リサイクルショップ」の2つが現実的でしょう。
フリマアプリで売る
近年、円高による物価高が進み、何を買うにも高くなったご時世で、地道な節約術が重視されてきています。フリマアプリの盛況もそのひとつです。まだ使えるもの、もしくは用途がないものをインターネット上で出品することで、全国規模(海外からも注目されています)で必要としている人とマッチングでき、売却して収益をあげることができます。
しかし、いまは期限のある引っ越しにともなう処分の話。フリマアプリの出品はかんたんですが、状態を確認して写真を撮って説明文を書いてコメントに返信して売れたら梱包して出荷して…など手間がかかることは否めず、時間に余裕があるならぜひやるべきですが、とくに洋服などは売れる「足が遅い」傾向にあり、気長に待てる状況でやるべきで、退去期限が迫ってきている引っ越しのタイミングでは手を出さないほうがよいでしょう。
リサイクルショップで売る
もう一つはセカンドストリートなどのリサイクルショップで売る方法です。こちらは上記のフリマアプリで売るよりも利益が小さいですが、お店に持っていくだけで簡単です。お店までの運搬が容易な洋服やバッグ、靴、小物類、雑貨類の売却処分に適しています。
また、出張買取店などもあります。こちらは持ち込むよりもさらに利益が小さくなる傾向ですが、家で待っているだけで買い取ってもらえます。こちらは運搬しづらい中~大型の再販価値の高いものを売りたい人に適しています。
譲る処分方法
売ることが難しいものは、無料で譲る方法も検討してみましょう。
知り合いでもらってくれる人を探してみましょう。学生なら掲示板などを使って募るのもよいかもしれません。しかし人脈には限りがありますので、そんなときは「ジモティ」という近所で自分が処分したいものを探している人とマッチングしてくれるアプリを利用してみるのも方法のひとつです。
しかし、これもフリマアプリ同様、すぐにほしい人とマッチングできるかはわからないため、引っ越しのタイミングに最適な方法かというと微妙です…
捨てる処分方法3選
「捨てる」処分方法できることなら避けたいところですが、思うように全てが売れるわけでも譲れるわけでもありません。どちらかといえば捨てるもののほうが多くなってしまうのではないかと思います。もったいないのですが、ここは思い切って
不用品を捨てて処分する方法としては、「自治体の公共サービス」を利用する方法が2つと地域の不用品回収業者を利用する方法が考えられます。
自治体のゴミ収集サービスを利用して捨てる
自治体のルールに従って分別し、ごみとして排出する方法です。ごみの日は地域で決まっており、粗大ごみなどは収集頻度が低く、地域にもよりますが、良くて月一回くらいしかありません。早めに引っ越し準備を始めた人はコツコツと処分を進めることができますが、期限が迫っている人にとっては、あまり利便性の高い方法ではありません。
多くの自治体では、引っ越しゴミなどの大量のごみを一度に出すことが禁止されていますので、この方法は時間的余裕をもってコツコツと進めるしかありません。
自治体のゴミ処分場に持ち込んで捨てる
お住まいの自治体が運営するゴミ処理施設に持ち込んで処分する方法もあります。一度に多くの不用品を捨てたいときに使えますが、不用品を自力で家から運び出し、それをクルマに積み込んで運び込む必要があるため、小さなものを沢山捨てるのであれば、ひとりでも可能かもしれませんが、基本的には手伝ってくれる人がいてほしいし、沢山の不用品を積み込めるクルマも必要です。
条件さえあえば、処分費用も安く済みますしおススメの方法ですが、なかなか労力のいる方法です。
自治体にもよりますが、原則土日休みのゴミ処理場が多いので、平日日中に時間を作る必要もあります。
不用品回収業者に依頼する
地域の不用品回収業者に不用品の引取処分を依頼をする方法もあります。多くの不用品回収業者は家電や家具などを問わず、住まいから出た不用品を一度に何でも引き取ってくれますし、こちらの都合に合わせて指定した日時に回収に来てくれますので、引っ越しにともなう不用品処分方法としては最も利便性が高いといえます。
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ただ、不用品回収業界にも質の低い業者が少なからず存在します。業者選びを間違うと、予約をすっぽかされたり、さらには料金をぼったくられて、せっかくここまで進めてきた「引っ越し費用を安くする」という目標を台無しにされかねません。
ここからは不用品回収業者の選び方を紹介していきます。
こんな不用品回収業者には要注意
やたら「無料回収」を謳う不用品回収業者
不用品回収は車両とスタッフが利用者のもとまで訪問して回収するサービスなので、お家に行くだけでもコストが生じます。そのコストを回収できるだけの再販価値がある不用品であれば無料回収できるでしょう。しかし、明らかにお金にもならないものを「無料回収します」と謳う業者は要注意です。「無料」という甘い言葉につられて依頼したら、不用品をトラックに積み込んだあとに、何かと理由をつけて高額な請求をされる恐れがあります。
優良な不用品回収業者は、再販価値があるもの以外、無料で不用品回収を行いません。不用品を分別してリサイクルするにも人件費などの一定のコストがかかるためです。
見積り書を書面でくれない不用品回収業者
優良な不用品回収業者は、必ず残る形で見積書をお渡しいたします。口頭で伝えられたり、後から何も残らない形で見積もりを提示してくる業者は、作業後に見積もった金額よりも高額の金額を請求してくる可能性が否定できません。
見積結果は、大仰な見積書でなくとも、たとえば名刺などに約束した料金を入れてもらうなど、何らかの記録に残しておくことが大事です。
不用品回収業者利用のコツ
繁忙期の予約は早めにする
不用品回収業者も引っ越し業者と同じく毎年2月、3月が最繁忙期となっています。また大掃除にともなう年末なども繁忙期です。
繁忙期は評判の良い業者から先に予約が埋まっていきますので、ギリギリになってしまうと、上記のような「要注意業者」にあたってしまうリスクも高まりますので、引っ越しが繁忙期にあたる日程の場合は、早めに予約を入れておきましょう。
WebサイトだけでなくGoogleの口コミも確認
不用品回収業者は各社とも工夫をこらした見栄えの良いWebサイトを持っていますが、その情報だけを鵜吞みにせず、Googleの口コミもしっかり確認しましょう。
一括見積サイトや業者紹介サイトについて
引越し業界でよく見られる「一括見積」や「業者紹介」を行うサイトは不用品回収業界にもあります。各社のサービスを一覧で比較検討できますので、とても利便性は高いのですが、そのサイトを通じて登録されている業者に依頼した場合、業者はそのサイトに対して10%~20%程度の手数料を支払うことになりますので、その分だけサービスの質量が落ちる可能性も否定できません。もちろん、登録業者は集客にかかるコストを削減できるので、その全てが利用者に転嫁されるわけではありませんが、「一括見積」や「業者紹介」サイトだけに頼らず、幅広く各業者のWebサイトを訪れて、直接見積もりを取ってみることも大事です。
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引っ越しを気に断捨離を進める方法まとめ
引っ越しは、不要なものを処分し、これまでの生活を整理・リセットする絶好のタイミングです。
断捨離は一般的に「この持ち物が現在及び将来の生活にどれだけ価値をもたらすか」を検討し整理していくことですが、それが簡単にできる人なら、不要なものに囲まれた生活はしていないはず。
この記事は、そんな視点で「引っ越し費用を減らす」=「身の回りの物を減らす」という目標に絞り込み、あらゆる迷いを断ち切って、思い切った不用品処分をしてみましょう、という提案です。
思い切りすぎて「持っておけばよかった…」と後悔する瞬間もあるかもしれません。しかし「身軽」で「シンプル」な暮らしは、「物質」では満たされない本当の意味での豊かさをもたらしてくれるでしょう。
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