浜田市でベッドやマットレスを処分する方法を、リユースとリサイクルの専門業者である「エコトラ」が解説します。ベッドもマットレスも、どちらも大きくて重いため、処分が面倒な物ではありますが、浜田市では市の収集サービスと民間業者のサービスを利用することで処分することが可能です。

浜田市は、ベッド本体（ベッドフレーム）を「燃やせる粗大ごみ」の分別区分に指定しています。一般的な木製やプラスチック製のベッドフレームなら、燃やせる粗大ごみとして処分できますが、金属製の場合は「燃やせない粗大ごみ」として捨てることになるので、本体の材質は必ず確認しておきましょう。

浜田市でマットレスを処分するときも、材質に気を配る必要があります。ただ、材質といっても中身の材質の話です。浜田市ではスプリングの有無によりマットレスの分別区分が異なるので注意しましょう。

内部にスプリングが使われているマットレスは、浜田市では「燃やせない粗大ごみ」に分類されています。多くのベッドマットレスにはスプリングが使われているので、不明な場合はマットレスの説明書を確認するか、製造業者に連絡して確認してください。

内部にスプリングが使われていないマットレスは、浜田市では木製のベッドフレーム同様、燃やせる粗大ごみです。

それでは、まずは燃やせる粗大ごみに該当するベッド本体とスプリングのないマットレスの処分方法を紹介しましょう。

木製のベッドフレームやスプリングのないマットレスは、地域に月1回ある「燃やせる粗大ごみ」の収集日に、地域の定められた場所に搬出して処分することが可能です。

予約の必要はありませんが、事前にコンビニやスーパーなどの取扱店にて、粗大ごみシールを購入する必要があります。一般的なベッドやベッドマットレスの場合、一辺の長さは1m以上ありますから、粗大ごみシールは2枚必要です。粗大ごみシールは、町内名と名前を記入して、処分するベッドやマットレスに貼り付けておきます。収集日が来たら、地域ごとに決まった時間、決まった場所まで、ベッドやマットレスを搬出してください。

木製のベッドフレームやスプリングのないマットレスは、近隣の江津市にあるごみ処理施設に自己搬入して処分することが可能です。ごみ処理施設に搬入する場合は、予約の必要もなければ粗大ごみシールを購入する必要もないのですが、50円/10kgの手数料を支払う必要があります。燃やせる粗大ごみに該当するベッドフレームやマットレスは、以下の施設に搬入してください。

エコクリーンセンター

住所：江津市波子町口321-1

電話：0855-53-5081

営業時間：9時～16時30分

燃やせる粗大ごみに該当するベッドフレームやマットレスは、市のサービス以外に民間の不用品回収業者のサービスを利用して処分することも可能です。不用品回収業者を利用する場合は、市のサービスよりも費用はかさむものの、それを補ってあまりあるメリットを得られます。最後に詳しく紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

燃やせない粗大ごみに該当するスプリングマットレスは、燃やせるベッドフレームやマットレスと、少し処分方法が異なります。

燃やせない粗大ごみに該当するスプリングマットレスや、燃やせる素材でできていないベッドフレームは、地域に月1回設定されている「燃やせないごみ」の収集日に、地域の指定場所に出して処分可能です。燃やせる粗大ごみと同じ方法で粗大ごみシールを2枚購入、貼付して、収集日が来たら定められているとおりの時間、場所まで搬出してください。

燃やせない粗大ごみに該当するベッドやマットレスは、浜田市のごみ処理場に自己搬入して処分できます。ただし、搬入する場所は燃やせる粗大ごみの搬入場所とは異なるのでご注意ください。手数料は50円/10kgです。

浜田市不燃ごみ処理場

住所：浜田市生湯町935

電話：0855-28-3147

営業時間：平日9時～16時30分

燃やせない粗大ごみに該当するベッドやマットレスは、燃やせる素材のベッドやマットレスと同じく、不用品回収業者に依頼して処分できます。

浜田市は、粗大ごみを「可燃性」「不燃性」で分けており、収集日も決まっているため、市民の皆様にとっては利用しにくい部分があることも否定できません。不用品回収業者のサービスなら、市のサービスでは実現できないことも実現可能です。不用品回収業者を利用することで、市民の皆様は以下のようなメリットを得られます。

浜田市のサービスを利用する際にもっとも負担になるのが、「大きく重い物を運ぶ」という作業です。粗大ごみの収集日に出すにしても、ごみ処理施設に搬入するにしても、この負担からは逃れられません。距離の長短はあっても、浜田市のサービスでは市民の皆様が粗大ごみを運ぶ必要があります。不用品回収業者に収集を依頼すれば、この負担から解放されます。

浜田市では粗大ごみの収集日が決まっているので、すぐにベッドやマットレスを処分したくても、それはかなえられません。しかし、不用品回収業者に依頼すれば、速やかにベッドやマットレスを処分できますし、収集日時を指定することも可能です。

繰り返しになりますが、浜田市では同じ粗大ごみでも可燃素材と不燃素材で収集日が異なるため、木製のベッドフレームと、スプリング入りマットレスを同じ日に処分することはできません。不用品回収業者を利用する場合は、分別を気にしなくてもいいので、まとめて処分できます。

マットレスは、製品の特性もあり、未使用品や展示品など、あまり使用されていない新しい製品でないと売却することは難しいのですが、ベッドフレームなら売却できる可能性があります。不用品回収業者は家具の買取をおこなっています。ブランド家具なら高値で売却できることもあるので、心当たりのある方は査定を依頼してみましょう。

浜田市では、ベッドやマットレスを、素材に注意を払いつつ、地域に設定されている粗大ごみの収集日に処分することが可能です。ただ、可燃性のベッドフレームと不燃性のスプリングマットレスというもっとも一般的な組み合わせなのに、異なる収集日に処分しなければならないことは、やや利便性に欠けると言わざるをえません。不用品回収業者なら、これらをまとめて収集することが可能です。浜田市でベッドやマットレスの処分を予定している方は、エコトラにご連絡ください。