米子市で、国がリサイクルの対象に指定している冷蔵庫を処分する方法を、片付けのノウハウ豊富な不用品回収業者「エコトラ」が解説します。不要になった冷蔵庫は、適切な方法で処分して製造業者に戻しましょう。
冷蔵庫はリサイクル・米子市でも正しく処分

不要になった冷蔵庫は、法律により、適切なルートを通してメーカーに戻してリサイクルすることになっています。冷蔵庫には、リサイクル可能な構成パーツや部材が数多く含まれており、これらをもれなく活用することは国の課題でした。新しい世紀が訪れて間もない2001年に施行されたこの法律は、メーカー、販売店、ユーザーなど、冷蔵庫の流通に関わっている個人や会社それぞれにリサイクルのための役割を与えることで、資源の有効利用を促進しています。
冷蔵庫をリサイクルする流れ
冷蔵庫を解体して、再利用可能な資源を取り出し、再度商品化するのはメーカーしかできないことですが、ユーザーの家からメーカーまで、冷蔵庫はどんなルートを通って戻されるのでしょうか?
ユーザーの家で不要になった冷蔵庫を引き取る役割を、おもに担っているのは販売店です。家電店には、自らが販売した冷蔵庫を引き取って、地域の回収拠点まで届ける役割があります。回収拠点まで届けられた冷蔵庫は、物流業者により冷蔵庫のメーカーまで戻され、先ほどご紹介したとおり、リサイクルされます。
この流れのなかで、ユーザーは冷蔵庫のリサイクルのための費用(リサイクル料金)と、家電店が冷蔵庫を引き取って回収拠点まで運ぶ費用(収集運搬料金)を負担することになっています。
リサイクル対象製品
法律でリサイクルすることが求められている冷蔵庫は、一般家庭用の冷凍冷蔵庫、冷蔵庫、冷凍庫です。ワインセラーやホットとコールドの切り替え機能付き冷温庫も、リサイクルの対象に含まれています。これらの製品の付属品もリサイクル対象です。
ショーケースや冷凍ストッカーなど、業務用の製品はこの記事で紹介する方法で処分することはできません。
不用品回収っていくらかかるの?
米子市で冷蔵庫を処分する方法

米子市民の皆様が利用可能な、冷蔵庫を適切な形で処分できるリサイクルルートは、おもに4つあります。
冷蔵庫の購入店に引き取りを依頼
まず、紹介するのは冷蔵庫を買ったショップに引き取りを依頼する方法です。不要になった冷蔵庫の処分を依頼する際、最初に考えるべき場所は冷蔵庫を買ったショップです。法律では、基本的に販売した業者に回収することになっているからです。ただし、冷蔵庫を「単純に処分するケース」と「買い替えるケース」では、依頼するショップが異なるので注意しましょう。
単純に処分するケースでは
冷蔵庫を単純に処分するケースでは、基本どおり、購入したショップに引き取りを依頼します。
買い替えるケース
冷蔵庫を買い替えるのであれば、古い冷蔵庫の引き取りを依頼するのは新しい冷蔵庫を購入するショップです。買い物と引取依頼を同時にできること、そして新しい冷蔵庫の配達と古い冷蔵庫の引き取りを同時にできることから、古い冷蔵庫を売却するなどの事情がなければ、ほかの方法で処分する利点はありません。
不用品回収業者に引き取りを依頼
家庭のごみや不用品処分に関するさまざまなサービスを提供している不用品回収業者に、冷蔵庫の引き取りを依頼することも可能です。冷蔵庫を購入した家電店がわからない場合や、遠くにあるために依頼できない場合など、購入店に引き取りを依頼できない場合はベストなチョイスだといえます。電話やメールで連絡をとるだけで、見積りや回収の依頼にスムーズに対応してくれるので、利用の流れも家電店に依頼するときと違いはあまりありません。
不用品回収業者がほかの引取窓口と大きく異なるのは、冷蔵庫以外の不用品を引き取れることです。ほかの引取窓口は家電リサイクルに注力した存在なので、不用品回収業者のようにフレキシブルに対応できません。不用品回収業者を利用することで、米子市民の皆様には以下のようなことが可能になります。
冷蔵庫以外の物も処分可能
不用品回収業者は、冷蔵庫などのリサイクル対象製品を専門に引き取っている業者ではないので、冷蔵庫といっしょにほかの不用品を処分することが可能です。
条件次第で冷蔵庫の売却が可能
こわれていない冷蔵庫なら売却できる可能性があります。中古市場に出せる状態の製品であれば、不用品回収業者は査定を行い買い取ってくれます。
夜間や休日など、都合のいい日時に引き取りを依頼できる
購入店に引き取りを依頼する場合でも、ある程度、希望を聞いてもらえますが、ショップのお休みや営業時間外に引き取りを依頼することは不可能です。不用品回収業者を利用する場合は、夜間でも休日でも、時間帯を気にすることなく引き取りを依頼できます。
エコトラなら即日の対応も可能
営業時間内のお電話なら、エコトラは即日の見積りや引き取りにも対応可能です。
指定引取場所に自己搬入
指定引取場所は、冷蔵庫を販売したショップと同じように、冷蔵庫をリサイクルする流れのなかで大きな役割を果たしています。指定引取場所は、地域における冷蔵庫の回収拠点です。全国に設置されていて、おもに物流・ロジスティクス系の企業の拠点が、指定引取場所の役割を兼ねています。
指定引取場所は単純に冷蔵庫を引き取るために存在しているので、利用する場合は自己搬入します。指定引取場所に冷蔵庫を搬入する手順は以下のとおりです。
処分する冷蔵庫のメーカーの正式名称、型番を確認しておきます。主に扉の裏側にそれらが記載された銘板シールが貼ってあります。
郵便局に行き、リサイクル料金支払用の家電リサイクル券を手に入れたあと、「料金郵便局振込方式 家電リサイクル券システム(合本)」で必要事項を調べて家電リサイクル券に記入し、ATMもしくは窓口でリサイクル料金を振り込みます。
家電リサイクル券を冷蔵庫に貼り、そのままの状態で以下の指定引取場所に搬入してください。
米子市の指定引取場所
平林金属(株)山陰工場
米子市旗ヶ崎2303
電話:0859-24-5551
日ノ丸西濃運輸(株)米子支店
米子市流通町430-2
電話:0859-39-3939
家電店を紹介してもらう
冷蔵庫を購入したショップに引き取りを依頼できない場合は、鳥取県電器商業組合に連絡すると、家電店を紹介してくれます。ただし、あくまで最終手段なので、指定引取場所や不用品回収業者の利用を検討しましょう。
鳥取県電器商業組合米子地区
電話:0859-23-2015
不用品回収っていくらかかるの?
まとめ

米子市民の皆様は、冷蔵庫を購入したショップや不用品回収業者に依頼することで、冷蔵庫を確実にメーカーに戻し、新たな製品として生まれ変わらせることができます。不用品回収業者は、冷蔵庫のほかにも処分したい不用品があるときや、引取日時の指定、至急、売却などの希望があるときの利用に向いています。米子市で冷蔵庫の処分にお困りの方は、エコトラにご相談ください。
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