大分市でおすすめの
不用品回収・粗大ごみ処分方法
- 整理収納アドバイザー 執筆記事
- 「整理収納アドバイザー」とは、お部屋の片付けの関する悩みに対して、原因の分析から改善のサポートまで行う「片付けの専門家」です。
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整理収納アドバイザー 伊藤 愛華
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2000年生まれ。ゴミ屋敷・汚部屋に悩む人に向けて整理収納術からライフスタイルの改善も含めた情報発信を行っている。
大分市は県内人口の40%超の約47万人が集中し、中心部から郊外まで裾野の広い居住域を有し、多様な世代が暮らす大分県を代表する都市です。
大分市からの不用品回収のご依頼は、高齢世帯、ファミリー世帯を中心に、若い単身者のお引越しにともなう不用品回収の引き合いも多く頂きます。県外から大分市の空き家となったご実家を片付けたいといったご相談をいただくことも。
快適な生活には不用品やごみの処分は不可欠です。ごみ袋に収まるごみならごみ収集日に出すだけですが、大きくて重い大型ごみや引越しなどで出た多量の不用品などを、大分市ではどのように処分すればよいのでしょうか。
この記事では大分市で暮らす皆さまが、大型ごみ、粗大ごみ、多量の不用品を処分を検討される際に、大分市ではどのような処分方法があり、そしてそれらの費用相場やメリット・デメリットもできる限りわかりやすく解説していきます。
大分市の大型ごみの定義
大分市では指定の45リットルのごみ袋に入らないものが大型ごみと定義され、ごみステーションに出すことができません。また、大きさ問わず、引越しなどで一時的多量に出たごみや、コンクリート片や石、屋根瓦、土や砂などのも同様の取り扱いとなります。
なお、指定の45リットルのごみ袋に限って、半分程度が袋に収まるが、はみ出して口が閉じられないもの（プラスチック製の衣装ケースやゴルフバッグ、風呂のふた、座椅子、ストーブなど）でも、袋が飛ばないようしっかりテープなどで止めておけば、ごみステーションで収集してもらえます。また、細長いもの（傘、物干し竿、ゴルフクラブなど）は、長さ1m以内、束の直径10cm以内であれば、束ねて指定ごみ袋で結んでおけば、こちらもごみステーションで収集してもらえます。
1畳サイズの畳は半分に切らなければ大型ごみとして取り扱ってもらえません。
大分市の不用品回収方法は3つ
大分市の大型ごみや引越し等にともなう一時的多量ごみの処分方法は以下の３つです。
- 大分市が行う有料戸別収集
- 大分市が運営する処理施設への持ち込み
- 大分市の民間の不用品回収業者に依頼する
この中から都合の良い方法を選択していくことになりますが、次からはそれぞれの処分方法の詳細とメリット・デメリットを紹介していきます。
大分市が行う有料戸別収集
大分市は大型ごみや引越しなどで一時的多量に出たごみなどを有料で戸別収集を行っています。収集日は祝日を含む月曜日から金曜日で、土曜日、日曜日は収集していません。年末・年始の対応については、年ごとに違うようで、大分市に確認する必要があります。
以下の申し込み窓口に電話をかけて申し込みます。
東部清掃事務所
097-523-0322
西部清掃事務所
097-541-5473
佐賀関支所
097-541-5473
料金については、最低1,960円〜で、質量によって決まります。大分市に確認したところ、目安として180×90程度のタンスが2つ、あるいは45リットルの袋が25袋で1,960円とのことでした。特に個数制限は設けていないとのことで、量が多い場合は事前下見など柔軟に対応してもらえるようです。
家の中からの運び出しは行ってもらえません。収集車が近くに寄せられる場所まで自力で運び出しておく必要があります。
大分市が運営する処理施設に持ち込む
大型ごみや引越しなどにともない一度にたくさん出た不用品を運搬できる車両を用意できる大分市民は、大分市が運営するごみ処理施設に持ち込むことができます。大分市のごみ処理施設は以下の2拠点3ヶ所です。
| 施設名称 | 福宗環境センター（リサイクルプラザ・鬼崎埋立場） |
|---|---|
| 所在地 | 大分市大字福宗618 |
| 電話番号 | 097-588-0113 |
| 受入日時 | 平日及び土曜（祝日含む） 8:30-16:30(12:00-13:00除く) ※年末・年始は要確認 |
| 施設名称 | 佐野清掃センター |
|---|---|
| 所在地 | 大分市大字佐野3400-10 |
| 電話番号 | 097-593-4047 |
| 受入日時 | 平日及び土曜（祝日含む） 8:30-16:30(12:00-13:00除く) ※年末・年始は要確認 |
いずれのごみ処理施設も来場時の事前予約等は必要ありません。
持ち込みは有料ですが350kgまでは10kgまでごとに35円です。350kgは軽トラックの最大積載重量ですので、軽トラック満載で持ち込んでも〜1,225円と大変格安です。1度に350kgを超えて持ち込むこともできますが、その場合は10kgごとに100円と単価が変わります。
持ち込みの場合は、前述のとおり重量で料金が決まりますので、指定ごみ袋に入れる必要はありません。
また、ごみ袋有料化対象外品（缶・びん、ペットボトル、スプレー缶・蛍光管、剪定枝）のみの持ち込みの場合は無料ですので、それらは分けて持ち込んだほうがよいかもしれません。
大分市が取り扱う一般廃棄物はどちらの施設でも持ち込めるとのことですが、ソファーやスプリングマットレスは佐野清掃センター、剪定枝は鬼崎埋立場に持ち込むよう家庭ごみ分別辞典（PDF）で指示があります。
大分市の民間の不用品回収業者について
ここまで紹介した大分市の行政による不用品処分方法は、格安で処分できるものの、分別方法を調べたり、土日の収集等を行っていない、自分で家から運び出す必要があるなど、お急ぎの場合や、不用品の量が多い場合は、お仕事や子育てでお忙しい方には、なかなか利用しづらいのではないでしょうか。
民間の不用品回収業者の場合、ほとんどの業者が土日祝も営業していて日時や時間も指定できます。料金については不用品の体積（トラックをどれだけ占有したか）で決まる業者が多く、少量、少数の不用品の場合は、行政と比べて割高となるものの、分別や仕分け、運び出しから回収までを一貫して任せることができます。
ただ、一部では「無料回収」を謳い、積み込んだ後に法外な料金を請求する悪質な不用品回収業者にぼったくられた、という声も上がっていますので、口コミや実績などをよく調べたうえで慎重に不用品回収業者を選んで依頼されるよう、ご注意ください。
| 居住形態例 | 平均相場 |
|---|---|
| 単身アパート1R・1K | 20,000〜30,000円前後 |
| ファミリーマンション2LDK前後 | 30,000円〜60,000円前後 |
| ファミリーマンション3LDK以上 | 60,000円〜120,000円前後 |
| 戸建て住宅 | 60,000円〜200,000円前後 |
の不用品回収業者は、行政と比較すると費用がかかりますが、休祝日含め柔軟に日時指定でき、家まで回収に来てもらえるので、急なお引越などでお急ぎの方、大量の不用品処分にお困りの方におすすめです。
大分市の不用品回収方法比較
ここまで紹介した不用品方法方法には、それぞれメリット、デメリットがあります。以下の表を参考に、ご事情にあった、より良い方法をご検討ください。
| 方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 戸別収集（行政） |
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| 自己搬入（行政） |
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| 不用品回収業者（民間） |
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処分費用だけでなく、運搬や分別にかかる時間も含めたトータルコストで選びましょう。「時は金なり」です！
